2020.06.30:火曜日

 

 

 

 
小巻さんの完成度の高いお仕事ぶりを見せて頂いた時、 どんなお仕事を依頼しても安心して確実な仕上がりを期待できる、プロフェッショナルなイラストレーター!と思ったものです。
小巻さんが描かれる服飾品やアクセサリーや室内の調度など、おしゃれなシックな女性の暮らしぶりが想像されます。
グラフィックデザイン的センスを礎に感じられる小巻さんの作品ですので、客観的な鋭敏な視線が作品の力強さのバックボーンになっているのだと思います。
確かな腕前のラインで描写する作品の美しさは、思わずお部屋に飾ってみたい!と観る方々に思わせるものでした。
実際に驚くほど多くの方々が小巻さんの作品をご自分の手元に置いて下さる事になりましたが小巻さんご本人の作品に対する視線は、とても厳しいのです!
端正な美しいラインを、自由に楽し気に、そしてどんなものでも描けてしまう方ですが、シンプルな線だけの表現で思いや感覚までも画面に作品として定着できる技というのは、生半可なものではないと思います。
見る人と感覚を共有する事のできる小巻さんのシンプルな作品を、表には見せない努力や苦心のある貴重なエネルギーを包括するものと感じております。
これからの小巻さんが、作品制作の上でのスピリットをどんな風に込められ創り上げられて行くのか、楽しみでなりません!
 

 

 

 
http://spaceyui.com/schedule/komaki_2020.html

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2020.06.23:火曜日

 

 

 

 
作家本人や画廊サイドは無論のこと、竹井さんの周辺の方々やファンの方々、皆が待っていた展覧会がやっと開催できました!
今回は新型コロナ感染拡大の影響から二度も日程を変更、皆様にはたいへんご迷惑をおかけ致しました。
展示が始まりますと、世の中の息苦しさが嘘のように、明るく大らかな作品がパワーを放ち、皆様の心にぱっと明かりを灯したように感じられました。
竹井千佳さんは、作品の作成にあたってはご苦労の跡を残しませんが、まるで息を殺さなければ描けないような線も多く見られ、その腕前に唸らされました。
徐々に大人になっている千佳さんの、作品の中の女の子たちの表情も一緒に大人になっている気が致します。
等身大の人物の日常のあれこれを具現、描写しておりますが、画面からは飽くまでも端正な美意識が感じられます。
可愛らしかったり、楽しかったり、という事も大切な事ですが、それと同時に、意識的か無意識的か、抽象化した様式的な構造がバックボーンにあり、作品の骨太さを感じるのです。
また多くの方が、作品をご購入下さいましたが、画廊の近くにアトリエを構えるアートディレクターの方が、少し新しい画風が加味された少女の肖像作品を買われた事がとても印象的でした。その年配のダンディな紳士は、千佳さんに仕事を依頼したいが、作品を事務所の壁に掛けて眺めながらの方がイメージが湧く、とおっしゃっておられ、そのミスマッチ感覚がとてもフレッシュに感じられました。
今回は、大阪の販売会社が千佳さんグッズを驚くほど沢山種類を作って下さり、展示に花を添えて下さいました。財布やメガネケース、ポーチ、コンパクト、と数えきれません。本当に可愛らしく、大人にも子供にも、男性にだって興味を持たれそうです。
また、夏以降にスペイン語で女の子という意味の「Chica(ちなみに千佳さんのスペルはChikaです!)」という名前のソフビの人形も発売される予定、楽しみです!
 

 

 

 
http://spaceyui.com/exhibition/takei_chika2020.html

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2020.06.12:金曜日

 

 

 

 
やっとギャラリーが再開できる日が来ました!
新型コロナウィルス感染拡大という、思いもしなかった出来事の為自粛の日々が続いて、4月5月と全く個展開催ができませんでしたので、会期を譲って頂いたり、企画展を思い切り延ばしたりして、皆さんの会期のスケジュール調整を致しました。何とかやっと4月5月の方々の日程が決まり、本当にほっと致しました。
画廊再開の展示は百瀬恒彦さんのPortrait Habanaからでした。
キューバがテーマの作品展でしたが、社会主義でありながら自由な空気に満ちあふれた国というイメージの国の形は、世界の行過ぎたグローバル化の負の遺産のように出現した新型コロナウィルスという存在を考えさせられる社会の在り方に思いが及びます。
陽気なリズムの音楽と共にある人々の暮らしぶりと、ゲバラやカストロ等ヒロイックな政治家が携わり出来上がった社会主義の国という側面が微妙なバランスとして、魅力的にもアンバランスにも写る不思議な国の表情を捉えた作品展はとても興味深く味わいのある展覧会でした。
5年程前、百瀬氏は、アメリカとの門戸が開いてしまう前のキューバの独特な景色を撮りに訪れました。
写真家というのは、時の瞬間、人の表情の瞬間を掬い撮る仕事なのだなと、百瀬さんを見ているとつくづく思います。
そうして作成された百瀬さんのスナップショット作品の数々は、雄弁に観る側の魂に語りかけるようです。
 

 

 

 
http://spaceyui.com/schedule/momose-tsunehiko_2020.html

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2020.04.17:金曜日

 

 
2020年4月1日:記

 日曜日午後のTV番組で、ある医師が新型コロナウィルスについて見解を述べているのを聞いていて、ふと思い出した事がありました。その医師が発言された言葉の中に、現在の行政からの市民の自粛要請に対し、もし人々に首相や都知事の意見が届かないのであればアスリートやアーティスト等の人々の発言による共有感覚で皆でこの局面を守り合って行こう、といった主旨の内容が含まれていました。
 そしてふと思い出した事とは、さかのぼる事ウン十年前のお話です。引越す前の小さなギャラリーに、隣りの家に住む不思議な少年が頻繁に遊びに訪れていました。何事にも好奇心いっぱいな驚く程行動的な少年は、何とギャラリーの作家作品をカバンに入れセールスさせて欲しいと申し出ると同時に返事も待たずギャラリーを飛び出してしまう様な人でした!何度か営業活動?にチャレンジした後、結果的に「絵を売るのはむずかしい!」と挫折してしまいましたが、半ズボンにアタッシェケースを抱え走り回っていた、超個性的な当時15才の少年の姿が目に焼き付き忘れられません。
 その少年はまた、将来この国の総理大臣になる等と話し、その言葉は軽〜く私の耳を通り過ぎて行きましたが、政治家になるという初志は貫かれました。
 衆議院議員になる前のその少年は、政治家の秘書以前の小僧?のような事をしていて、素人目にもこの政界の中で保守系としては正義感が強いと思われる数人の政治家の鞄持ち的な役割を担い、渡り歩いているように見えました。それらの時代にその元少年が口癖のように言っていて、その都度あまりピンと来なくて「?」と思いながらも強く印象に残っている言葉があります。
 彼は、正義派に見える政治家たちに就きながら、「本当にこの分野の人はダメ、本当に政治家は汚い、これからはギャラリー周辺に居る人々のような存在が政治に加担しなければこの国は滅びるよ!」と真剣な顔で何度も話していました。その都度、真面目に聞いてはいたもののそれほど実感が湧かず、そしてクリエイティブな事に関する人々とは少し離れた問題なのでは?と感じていました。その後、政治家になってからも彼は時々画廊を訪れますが、忙しそうにさっと来てさっと帰って行きます。今は昔、長い年月が経ち自民党の政治家になった「少年」とは、政治の事等じっくりお話しする事もありませんが、きっと別人になってしまったのだろう、と呆れたり諦めたりする事なく、次回会う機会があれば正面から話さなければ、と思います。
 そして今、前述の医師や元少年の言葉が鋭く胸に迫ります。人々はアーティストの発言、行動を待っているのかも知れません。
 作家にとって何かを表現するという事が、表面上の形や雰囲気を美しく描くだけではなく、目に見えないけれど確かに存在するつかみ難い真実のような何かにリンクする志が込められ、その作家自身の中に存在するとしたら、こういった人々の創造的エネルギーは本当にたいせつなものと思います。
 そのような精神的なエネルギーを形として表すことが至難の技であることは、想像に難くありません。このfbをご覧になる方々の中にはクリエイティブな職種に携わる方が大勢いらっしゃる事と思います。また、何かを創り出す職業の方が全て本当の意味でクリエイティビティーを持つ訳ではなく、一般の美術や音楽、また表現全般の愛好家の方々の中にこそ、或いは表現の世界とは全く関係ない人々の中に、時に本質的な創造の魂を感じる事があります。
 少し話題がそれてしまいましたが、やはり無から形あるものを生み出す力のある職種の方々へのリスペクトは以前から変わりません。 
 そして、皆が手を携えなければならない時に、論理の世界だけでは解決できない目に見えない事がらについて、可能性ある力を生かした創造的なエネルギーの伝播が、社会のシステムに大きな突破口を開ける事ができると信じたいです。

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2020.04.14:火曜日

 

 

 

 
前の週にも増して、新型コロナウィルス拡大の影響は強く、とうとう緊急事態宣言が出る気配の中で、アベヨシコさんの個展は始まりました。
こういう時だからこそ、SNSやオンラインショップを利用して、元々インスタグラムで大人気のアベさんの作品を紹介して行こう、という事になりました。
アベヨシコさんの作品制作意欲はとどまる事を知りません。アイデアも無限に湧きはじめ、描写する線もマジカルな魅力を持って参ります。
軽やかな、自由な、センスの良い、生活の中で生かされるヨシコさんの作品は、逆境に負けずに人々の共感を得て、また共感だけでなく実際にご購入されて行ったのでした。以下はアベさんに書いて頂いたテキストです。

YUIさんにて展覧会,無事終了いたしました。

青山で40年近く(前のYUIさん含めて)
ギャラリーをなさっている
気持ちの良い空間です。
私はこちらで,
ものすごく昔にイラストレーターをしながら
アシスタントをさせていただいていました。

安西水丸さん,宇野亜喜良さん,スズキコージさん等たくさんの素晴らしい方々が展覧会なさっていらっしゃっている素敵なギャラリーです。
私は事情によりずっと絵を描くことをやめていましたが,
数年前からまたYUIさんで展覧会をやらせていただくようになりました。

今回はコロナのことがあり,
どうなってしまうのか…という大きな大きな不安がありましたが,
そんな中やはり直接観たいからといらしてくださった方々,
またYUIのスタッフの皆さんによる
一生懸命なSNSへの発信,
こんなうつうつとした時だからこそ
私の作品を観たい,または欲しいと
遠くからインスタグラム等によりネットで観てくださった方々,
そしてお買い上げくださった方々に
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございます。

最終日もびっくりするほどお嫁に行きました。
なんと最後にいらしてくださったお客様は2枚お買い上げになり、一度お帰りなったのですが、
飾ったらものすご素敵だからまた来ましたと
またまた2枚,計4枚も‼️

これからもずっと描き続け,
私の絵がたくさんの方々の生活の中の
小さな明るい楽しみの一つとなれれば嬉しい限りです。
 

 

 

 
http://spaceyui.com/schedule/yoshiko-abe2020.html

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2020.04.14:火曜日

 

 

 

 
新型コロナウィルス感染が拡大し、世の中全体がトーンダウンしている日々、個展会期の最終日に最初の自粛要請があり、星野さんもスタッフも気分が晴れやかにはなれません。
このような時に、全身全霊でお仕事なさり描き上げた作品を、充分な環境で見て頂く事ができなくて、本当に残念な思いでいっぱいです。
星野さんは、建物のスタイルや様式、年代等、またワイン等のボトルや謂れのある食品等の画材について、感覚に訴えるヴィジュアル作品の礎になる知識の部分も念入りに調べられ、それによって鑑賞する側も作品の重厚感をより感じる事ができます。
デザインされ整理された作品平面は、重厚ながらすっきりとした印象の、独特な個性とパワーを放っております。
観る人々の襟を正される感のある丁寧に描かれた端正な作品は、見事な美術作品です!
 

 

 

 
http://spaceyui.com/schedule/hoshino_teturo2020.html

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2020.03.29:日曜日

 

 

 

 

地元の函館で函館工芸舎という、歴史的な風情ある建物(店舗、アトリエ、カフェ等の多目的スペースです)を運営されながら作品の制作に励む堂前守人さんの個展、文字通り無事に開催する事ができました。
新型コロナウィルスという、猫の目のように日々状況の変わる前代未聞の課題に対応しながらの展覧会ですが、画廊を流れる時間は日頃と変わらぬ何食わぬ顔で流れていきます。
今回は、天板がリバーシブルになった小テーブルや「函館の箱」と名付けられ側面や蓋の表面をスクラッチして函館の風景を表した魅力的な小箱など、力作が並びました。
スクエアという展覧会タイトルがしめす様に、お皿も花器もテーブルや箱もほとんどの作品が四角に統一されました。
まるで木版画のような質感を持つ花器に活けられたミモザやユーカリがフレッシュな印象を醸成して、会場には美しい流れが生まれておりました。
毎年のテーマが楽しみな堂前さんの個展です。
そして堂前さんの作品からは、どんなテーマであっても静かなエネルギーが、描写される花々や風景から柔らかく伝わって参ります。
遠く離れた函館から、来年はどんな風を運んで下さるのでしょう?
 

 

 

 
http://spaceyui.com/schedule/doumae_morito2020.html

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2020.03.24:火曜日

 

 

 

 
民野宏之さんの毎年開催される個展の季節になると、懐かしい温かな気持ちになります。最初の個展の時から変わらない純粋なお人柄の民野さんのファンの方はとても多く、作品とご本人両方に会いにギャラリーにお出かけ下さる方々が沢山います。
新コロナウィルスの世界的な蔓延という前例のない事象の中で開催された個展でしたが、このような状況下に置かれた人々の心を緩める事に、民野さんの作品は多大にお役に立てたのではないかと想像致します。
民野さんが描かれる作品の中の風景や花等の画材はどれも素朴であり、シンプルな構図です。
毎年個展の回を重ねるごとに素朴になっていると感じ、そして洗練度もどんどん増していると思うのです。素朴と洗練、この相反する感覚が並存することが、民野さんの作品の最大の力なのかも知れません。
絵の具のタッチや描き方といった描写の技術的なこと、画面の切り取り方等、また、ご本人の意識の変化等、色々な要素が起因していると思いますが、今年で27回目(?)となる民野さんの個展にて、以前にも増して心に迫る感情を覚える作品の数々との出会いを、とても貴重な体験と感じております。
そして、もっともっと多くの方々に、ギャラリーでダイレクトに作品を見て頂きたい作家さんです。 
めずらしい、民野さんの文章が届きました。どうぞご覧ください。
 

 
昨年の春から「岬めぐり」をテーマに、時間を見つけては岬へ車を走らせて、
その道中で出会った風景、灯台、花などをたくさんスケッチして来ました。
暴風の中で飛ばされそうになりながら足を踏ん張って描いたり、
土砂降りのときは車の中で後部座席の窓を画面のフレームにして描いたり、
天気の良い日はふわふわの芝生に座ってビールを飲みながら描いたりしました。
秋には石垣島を訪ねる機会に恵まれたので、レンタカーで島を一周し美しい岬を訪ねました。
そのとき出会った灯台と花の作品も加えて、今回は23点の油彩画を中心に展示させていただきました。
風景画は、アイボリー・ブラックにフレイク・ホワイト・ヒューをほんの少し混ぜた絵の具を地塗りに使う新しい試みをしました。
重ね塗りによる色合いの微妙な変化や予想外の良い効果をたくさん得ることが出来たので、
これからもっと進化させて行きたいと思っています。
 

 

 

 
http://spaceyui.com/schedule/taminohiroyuki_2020.html

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2020.03.15:日曜日

 

 

 

 

世間は新型コロナ騒動で、人々は行動を自粛し、コンサートや演劇の世界では次々と中止が囁かれる中、ギャラリーでは従来通りの営業を続けさせて頂いております。
作家もお客様もスタッフも皆がマスクをしながらの時間が流れます。
そのような中で開催の立川一美さんの展覧会でした。
世の喧騒が嘘のように、静謐な立川さんの作品は、強固な美しさへの意志を持っていると感じました。
立川さんの個展では毎年いつでも、ギャラリー空間の中を清潔な風が静かに流れている感覚を覚えます。それが決して私見としてだけではなく、個展を開催する毎に立川さんの作品を見られる全ての方々に広がって行くのを目にしております。
沢山の色の変化がグラデーションのように楽しい刺繍糸を絵の具のように操って創られる作品は、ダイレクトに描くようには行かない困難なことが多々あると思いますが、そんな制約の中から生まれる魅力を生かしていらっしゃるのではないでしょうか。
今回のような状況の中での展覧会では、多少なりとも人々の足を止めてしまいましたが、作品をご覧下さった方々には、たいへん好評な記憶に残る展示だったと思います。

立川一美さんからのコメントをいただきましたので、ご紹介させて頂きます。
 

 
布と糸を使ってどんな表現ができるのかといつも考えています。
 
絵の具のような自由な表現が難しい所もありますが、
 
布と糸のでこぼこが、光の当たり方によって微妙に変化するのが
 
おもしろいと思っています。
 
(立川一美)
 

 

 

 
http://spaceyui.com/schedule/tachikawakazumi_2020.html

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2020.03.08:日曜日

 

 

 

 

山口マサルさんの高速回転アイデア創出マシーンのような頭脳、今年も健在でした。そんな創作マシーンから生まれた楽しい作品が100点以上個展で発表、展示されました!
一枚の紙に展開図があり、それを切り取り、貼り付けて引き出すと意外性あるものが飛び出してくる、というビックリ箱のようなオブジェ作品は、面白く、驚きに満ちて100点も展示されると壮観な見応えのある展覧会となりました。
紙製だけでなく、木質の作品もあり、興趣を添えておりました。
 

 

 

 
http://spaceyui.com/schedule/yamaguchi_masaru2020.html

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