2022.11.29:火曜日

 
 

 
 
北沢夕芸「次の風が来たら飛ぶ」、無事終了いたしました。北沢夕芸さんの新たな世界観が垣間見える意欲的な作品展でした。常にサービス精神溢れる作品の提示をされる北沢さんですが、さまざまな制約から自由になられて、更に楽しい作品を期待してしまいます。
そんな北沢さんから、コメントを頂きましたので、ご紹介させて頂きます。
 
  ↓
 
心を無にして、身体の力も残らず抜けて・・・蒙昧とした中、空に浮いている。
それは僕じゃない、君だ。
僕は飛べなかったけど、君はきっと飛べる。特別な力があるから。
素敵な形をしているから。美しい色彩で彩られてるから。
 
できることをやるできないことはやらない・・・はちょっとつまんない。
できないことなのかどうかをいつまでたっても試したい。
そんなころなかの2022年そして2023年に向けての僕です。
北沢夕芸
 
 

 
 
http://spaceyui.com/schedule/kitazawayuuki2022.html

AAAAA
2022.11.21:月曜日

 
 

 
 
最近京都にアトリエを持たれ、日々作品制作に励まれるオカダミカさんの2年ぶりの個展が開催されました。
変わらぬ見応えのある作品が展示され、オカダミカさん独特の謎めいた世界観を楽しませて頂きました。
オカダさんから最近の心境のメッセージが届けられましたので、ぜひ!
 ↓
 
展示を終えて 
 
4月に京都で行なった展示が4箇所でという事もあり、自分のこれまでの活動を振り返ったような気持ちになり、その次の展示にあたる今回の展示は、タイトルを「R・E・S・E ・ T」にしたいと、言葉を先に思いつきました。
「R・E・S・E ・ T」に込めた意味は、
全く新たなものとしてのリセットではなく、もう一度セットし直す、絵に対しても自分に対してもそのような事をしたいと思いました。なので、単語をバラバラにして「R・E・S・E ・ T」です。
 
以前描いたモチーフを新たに組み替えて見たり、一枚で終わる絵の再セットを繰り返したり、昔描きかけて止まってしまった絵にもう一度向かってみたり。
普通に新しい絵もポッと描いたりしているので、全てがリセットという枠組みには入ってないのですが、制作に対する気持ちとしては、改めて向かうということを意識しました。
学生の時に油絵を描いていた頃、同じモチーフを繰り返し描いていて、そんな気持ちも思い出しました。
 
近年自分の描きたいものや思っている事は少しずつですが、実験を繰り返しながら見えてきた気がしています。
すこーしずつの変化になっておりますが、末長く見守っていただけたら嬉しいです。
次回もまた見ていただけますように!
 
 オカダミカ
 
 

 
 
http://spaceyui.com/schedule/okadamika2022.html

AAAAA
2022.11.11:金曜日

 
 

 
 
今年も政岡勢津子さんのエネルギッシュな展示が開催されました。展示作品全体から明るく楽しい雰囲気が流れるように漂っておりました。
昨年35周年記念という展覧会を10年ぶりに開催されましたが、今年もお元気に変わらないクリエイティビティーで作品を制作され、力強い個展が開催されました。
政岡さんの作品は、とてもスピード感があって爽やかな印象ですが、ご自身のモチベーションをスピード感溢れる作品制作のできる状態に持って来るのは、たいへん時間がかかるそうです。
フレッシュな色彩に充ちたコラージュ等は、作品を見る人々へ、作為の見えないナチュラルな感性が心地良く視覚に響くのでは、と感じております。
ますますお元気に、瑞々しい作品を発表し続けて頂きたいです。
 
 

 
 
setsuko masaoka Exhibition THE GIFT

AAAAA
2022.11.04:金曜日

 
 

 
 
毎年個展を開催して頂いているシーノ・タカヒデさんが開催をスタートした頃、ケニアに毎年の様に渡航し、現地の方々と交流されておりましたがその後、紛争などの影響もあって、中々アフリカへ行きずらくなりました。                                
シーノさんには、良い意味でアフリカナイズされたゆったりとした時間の流れが組み込まれていると感じます。そんなシーノさんの素朴なつぶやきが、色々を削ぎ落とした詩のように素敵です。ぜひご覧下さい!
 
 
アフリカの
ART
 
アフリカを旅すると
色々な
ART
に遭遇する
 
肉屋の壁に描かれた
動物の絵
 
魚屋の壁に描かれた
popな絵
 
Bar
に描かれた男と女の絵
 
木をくりぬいた椅子
 
家の壁に描かれた
幾何学模様
 
アフリカの青い空と
赤い大地のコントラストとマッチングして生活の
ARTは
生き生きとしている
 
鼓動する
ART
❗️
 
数年間
アフリカに絵を描きに行った
 
家の壁
 
近所の
Bar…
 
学校の壁
 
絵の出来はともかく
とても気持ち良く絵が描けた
 


太陽の登る頃
草木の乾く音と懐かしい匂いの中
 
朝食を食べて
絵を描き出す
 
時々
近所のマサイが訪ねてくる
 
筆を置き
お茶を飲みながら
少し雑談して
また
絵を描き出す
 
そして

日が沈む頃
 
絵を描くのを止めて
1日が終わる
 
夕暮れ
蒼色の空とオレンジ色の境を見上げながら
 
夜は
観たこともない満天の星空
天の河の周りに槍のように突き刺す流れ星
 
そんな生活体験を数日
数年間続けてきたのだが
 
今は
家の中で
人口光の下
レコードの音の中で
絵を描いている
 
時々
お茶を飲みながら
猫達が相手をしてくれる
 
たまに
ビールを飲みながら

 
そろそろ
生きている
大きな絵が描きたくなってきた
 
 

 
 
http://spaceyui.com/schedule/shino_takahide_2022.html

AAAAA
2022.11.02:水曜日

 
 

 
 
昨年のブログにも書きましたが、沢野弓子さんが個展を開催して下さるようになってから既に20年以上の歳月が経ちました。
毎回みなさまが首を長くしてお待ち下さる、という大人気の作家さんです!
墨による絵画表現の巨匠とも言える楠田喜代子さんの個展を開催していた時に楠田さんよりご紹介された沢野さんの、その時の印象が鮮やかに思い出されます。
楠田喜代子さんが、沢野さんのファッションも含む佇まいを、生きたアートですよ!とおっしゃっていた事がずっと心に残っています。
沢野さんは、ずっと抽象作品を描いていらして、ギャラリーでの最初の個展は水彩画やコラージュ作品の展示でした。
年毎に段々と沢野さんの展示作品は、バッグやスカーフといった身に着けるものの作品が増えて参りました。
沢野さんのスーパーな感覚によって造られる人々が身に纏ったり持ったりする品々は、日々を楽しく彩る、何しろクオリティーの高い作品ですから、訪れる人々の視線を捉えて離しません。
どんなに人気があってもどんなに作品が飛ぶように売れても、決して変わらない純粋な沢野さんを、ファンの方々は見逃しません。
善意に溢れる常に陽性で人々をポジティブな空気で包み込む沢野さんの個性は、作品と共に多くの方々に愛されて続けております。
タピストリー、バッグ、ブローチや服飾全般・・・、オリジナリティーに富んだキュートな作品は、人々を明るい方向へと導く力に満ちております。
 
 

 
 
http://spaceyui.com/schedule/sawano_yumiko2022.html

AAAAA
2022.10.27:木曜日

 
 

 
 
黒田愛里さんの作品を見て、ポジティブな明るい気持ちになられたという声が多く聞こえて参りました。作品の根底に流れる愛里さんの姿勢は、作品をご覧になられる沢山の方々にまっすぐに届けられている様です。
停滞したこの時代の中で作品を通して温かな明るい灯を投じられるとしたら、作家にとっても受け取る側としましても、こんなに素敵なことはありません!
愛里さんのここ数年間の歩みに触れていて、その大きな前進ぶりに驚かされておりましたが、今回の個展での作品を通して、その力量をあらためて感じました。
全体を通して統一感のある鮮やかでありながら優しい色調も、描かれたモチーフの柔らかな輪郭、そして抽象的とも言える画面処理の方法等、オリジナリティあふれる個性が際立っていました。
愛里さんは、イラストレーターとして忙しくなられてからも、ずっとギャラリーの仕事もサポートして下さっていました。今回の個展を機にギャラリーを離れられますが、ずい分と無理をされていたのではないかと思っております。
惜しくも昨年急逝された谷口広樹氏の教え子だった黒田愛里さんですが、谷口氏は亡くなる直前まで愛里さんの作品を見守り続けて下さっていた事を思い出しております。
ギャラリーのスタッフは現在谷口氏の教え子が三名、大きなご縁を感じていますが、そのきっかけとなった愛里さんの成長を、谷口氏は卒業後もずっと案じて下さっておりました。
これからも更に大きく花開こうとしている愛里さん!
さり気なく、決して目立とうとせず綺麗な気配で佇んでいるけれど、実はパワフルな愛里ちゃんを、大勢の方々が応援して下さっている!と感じております。
 
 

 
 
http://spaceyui.com/schedule/kuroda_airi2022.html

AAAAA
2022.10.09:日曜日

 
 

 
 
卯月俊光さんの、様々な工芸的な技術を駆使して描かれた端正な作品展が開催されました。
自然をモチーフとして丁寧に制作された画面から流れ出る優しいエネルギーは、余人を以っては代えがたい力強い個性をも併せもっておられると感じます。
卯月俊光さんから寄せられたメーセージをどうぞご覧ください。
 

 
今回は大きめの作品に取り組んでみました。当たり前のことですが、同じ様な絵柄でも画面が大きくなると色彩の拡がりが増して、受ける印象がだいぶ異なります。
最近は楕円を組み合わせた花のシリーズを多く制作しています。
六つの楕円で出来た一輪の花を基本形とし、それをたくさん組み合わせることによって、色彩が複雑に絡みあいながらも一定の規則性を持ってリズムが既成されます。そこには風が流れ花がゆれる様だったり、美しい音楽が聴こえてきそうです。自然が作り出す造形美
はいつも刺激的で多くの学びがあり、心癒すものがあります。そういうものに強く惹かれる自分も、また自然の一部だということを実感します。
自然と強く結びつきながら生活してきた日本人。これからも工芸的な仕事にこだわりながら、日本的でモダンな美しい世界観を表現していきたいと願っています。  (卯月俊光)
 
 

 
 
http://spaceyui.com/schedule/uduki_toshimitsu2022.html

AAAAA
2022.10.03:月曜日

 
 

 
 
百瀬恒彦さんの発明した「写画」という言葉と実際の作品とに、だんだんと慣れそして理解できるようになりました。親しみを覚えたと言っても良いでしょうか。
写真という思い込みを一度消し去り、まっさらな視線で作品を見たいと思います。そうすると以前の百瀬さんの作品に対する思いとは違う新しい感覚を発見することができました。
百瀬さんの作品が徐々にそういった写真と絵画の融合に近づいて行ったのか、私自身の見方が変わったのか・・・。
そんな風に考えますと、百瀬さんの技法は、ものすごくオリジナリティ溢れるものと感じます。
具体的なテクニックは伺っても多分わかりませんし、百瀬さんも教えて下さいませんが、雰囲気のある和紙に定着された写真と筆のタッチは、自然に離れ難く結びつき美しい空気感を醸し出しています。写真にリタッチした創作というものとは全然違うのです。
今回はハンガリーを舞台にして、リストの楽曲が聴こえて来そうなロマンティックな作品ばかりが展示されました。
百瀬さんの作品全体から流れるように届けられる「ロマンティック」の中には、人間の普遍的な悲しみや怒り、日々の営みや喜び、そして愛情の物語や苦みなど色々なエッセンスが含まれていて、見応えたっぷりな作品展でした。
 
 

 
 
http://spaceyui.com/schedule/momose_tsunehiko2022.html

AAAAA
2022.09.21:水曜日

 
 

 
 
自然光がいっぱい入るYUIでの展示では、いつも作品が重くならない様に注意しています。また老人界に本格デビューした自分の体力も考えて、今回は軽快な感じの版画展を計画したのですが、性格上集中すると、ついつい作り込んでしまい、重ったるい作品になってしまいます。そんなバランスをあっちこっちとりながら生まれたのが、今回の作品たちです。
また会場に不在がちで、お会い出来なかった方々が大勢いらっしゃることが悔やまれます。これも「老人じゃあ仕方が無いな」とお許し下さい。深く感謝申し上げます。(北見隆氏より)
 
 
科学の研究室の様だったり、立派な書籍に囲まれた重厚な学者の書斎風?はたまた錬金術師の一室か・・・。北見隆さんのアトリエは、きっとそんな不思議な空気感に溢れているのでは、と想像致します。
そして部屋には、銅版画の腐食液や、古文書の懐かしい黴臭い匂いも・・・・。
と、書いて参りましたが、今回の北見隆さんの作品は銅版画の様に思える作品が多いのですが、実は塩化ビニール等の樹脂板を使ったドライポイント版画で、銅版画に比べ制作に費やす労力を節約できるそうなのです。
そのように説明されますと、その独特の風合いからは従来のエッチング等と異なり独特な新たな表情を感じ取る事ができ、そういう事だったのか!と、しばし納得いたしました。
「銅版画の腐食液の匂い」は、ただの想像に過ぎませんでした!
北見さんの作品には、絵の具以外に画面を構成する古紙や金属や石ころや植物、時には流木等、数々のマテリアルが必要です。整理に必要な抽出しも不思議なアトリエにきっと素敵に存在する事でしょう。
北見さんがずっと培われて来た作品様式の画面に、それらの素材たちがそっと参加して個々の作品を完成させるかの様です。
北見隆さんの作品は完成度高く、全てに渡りサービス精神に満ちていて感動的でした。人々を楽しませたりする事って本当に大事な事に思います。
また、楽しさや面白さといった世界観と共にシリアスな美しさをも包含した視野へと繋がる作品も多く、その尊さに頭の下がる思いが致しました。
制約のない表現の中でも、そういった領域まで共有の感覚をもたらしてくれる作品は、そうはないのでは、と思うのです。
ずっと第一線を走り続けておられる北見隆さんの個展を振り返って見て、あらためて感謝を申し上げたいと思います。(スペースユイ 木村)
 
 

 
 
http://spaceyui.com/schedule/kitami_takashi2022.html

AAAAA
2022.09.15:木曜日

 
 

 
 
昨年の三月に初個展を開催した藤本巧さんが、二度目の個展「Roots」を開催致しましたが、若いエネルギーの成長の大きさに驚いております。
強いインパクトが特徴という作品ではないと感じますが、展示を見られる人々の心をじわじわと捉える力が伝わって参ります。
藤本さんの今回の絵のモチーフとしては、和のアンティーク風な美しく絵付けされた器や壺などの陶器が多く描かれました。
古伊万里など日本の伝統美溢れる工芸文化を、藤本さんカラーにフレッシュに、オリジナルな感覚のイラストレーションとして仕上げました。
それらの作品画面の微妙な色使いのハーモニーは、柔らかな印象でありながらメリハリも感じられる、積み重ねられた研究の成果がうかがわれるものでした。
作品を創造するという行為は、自分自身が感じる空気感や社会、ひいては宇宙、そして多くの人々へとアンテナを張り巡らせ、キャッチするものを咀嚼し、解釈し、そして表現への行程へと繋がっていくのではと想像致します。
藤本さんの場合、日常を生きていて得る創造的な感覚の全てをイラストレーション制作へと投影させているのではないかとさえ感じられます。何かを説明したり考えを主張したりする以前に、ヴィジュアライズさせる事へと集約されている様な・・・。
扱いがたいへん難しい画材、顔彩の筆使いも自由にのびのびと描かれていて、作品を見られた多くの方々が楽しんでくださいました。
そして今回の作品創作の技術的側面の向上も目覚ましく、不思議な方法で、自然に下地の色が浮かび上がって見えるという技を修得された様に感じられました。
 
 

 
 
http://spaceyui.com/schedule/takumifujimoto_2022.html

AAAAA
1 / 4112345...102030...最後 »

ページトップへ

Copyright © 2022 space yui All Rights Reserved.
解説: 調べる ファイルを更新