Monthly Archives: 1月 2014
2014.01.24:金曜日

 

 

 

2014年最初の展覧会は、山田博之さんに開催して頂きました。インド神話の絵本の完成までの様子がフェイスブックやツイッターから日々流れて来るのを拝見し、山田さんの作品の力に圧倒され、展覧会開催をお願い致しました。

山田さんは、今まで出会った事のないタイプの作家さんで、彼のユニークな個性には驚かされ、目を見開かされる思いでした!

とても正直な方で、思った事を真っすぐにお話しされ、イラストレーションの仕事の営業戦略的な事等も地にしっかり足がついた態度で臨んでおられる事と、作品の、あたかも地上を少し離れたところとリンクしているかの様な次元との落差が大きくて、そのことが、山田さんの大きな引力になっているのではないかと思われました。

アルファベット文字をモチーフにした作品は、古代の紋様を引用している様にも無意識の世界から紡ぎ出された現代的なデザインにも見えます。まだまだ謎めいていて、僭越ですが伸びしろを感じさせる作家さんと思います。

先月画廊では水森亜土さんの個展を開きましたが、山田さんは小学生の時、亜土さんのイラストレーションを模写したり、軟らかい金属に小さな花や文字を刻印した指輪を作って、女子生徒達に1点10円で販売していたそうです!行列ができて見つかってしまい、先生に没収されてしまったらしいですが・・・・。「栴檀は双葉より芳し」ですネ!

 

 

 

 

http://spaceyui.com/schedule/yamada_14.html

 

2014.01.06:月曜日

 

 

 

 

赤毛のアン、栗毛のパレアナといった、人々が持つ少女の理想像には、ある種の普遍性が感じられます。そのイメージの延長線上に田村セツコさんの作品や人となりが重なるのですが、セツコさんの場合には表面上の印象からは想像もつかない男気という個性も加わって、すごーく面白く魅力的なパーソナリティーをお持ちです。

そんなセツコさんの指から生み出されるご自身そのものの少女像たちは、それを見て育った多くの少女たちを永遠に魅き付けてしまいます。

今回の個展では、サン・テクジュベリの妻でありながら、家族や周辺の人々の思惑からその存在を長く知らされなかったコンスエロという南米エルサルバドル出身のミューズ的な女性がテーマでした。どんな風にコンスエロがサン・テクジュベリに詩的インスピレーションを与えたのかということが良く理解できる資料が会場にも展示されました。

人々がなかなか抜け出る事のできないエゴイズムの枠の中から疾うに自由で人々に温かなメッセージを送り続けるセツコさんの個性と作品は、多くの人々を慰め鼓舞して止まないのです。

 

 

 

 

http://spaceyui.com/schedule/tamurasetsuko_13.html

 

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