2017.03.19:日曜日
広瀬弦が描く谷川俊太郎「いそっぷ詩」展

 

 

 

 

広瀬弦さんの4年ぶりとなる個展が開催されました。

今回は、谷川俊太郎さん意訳のイソップ童話に、広瀬さんによる水彩画と、原画をジークレイ版画として制作した作品を展示致しました。

独自の描法、様式の感じられる広瀬さんの作品の持つ魅力を充分にお伝えできる展覧会であったと思っております。

広瀬弦さんの作品と共に谷川さんの手書きのテキストも版画にする、というユニークな試みもありました。

谷川さんに50音のひらがなを書いて頂き、ひとつひとつの文字をレイアウト、谷川さんの詩と広瀬さんの版画とを美しく配置した作品ができあがりました。

ご来廊の方々はじっくりと作品と詩を堪能していらして、鑑賞される時間がいつもより長かったように思います。

イソップという題材を作品として定着させ、提示するという作業は、容易ならざることと想像致します。人間の悲喜劇をコミカルに、時にはブラックに表現、しかも作品としての重量感を保持させていかなければなりません。

今回の「いそっぷ詩」展、谷川俊太郎さんと広瀬弦さんの表現力のタッグがあってこそ、だったと思います。

会場で流れていた、本の巻末に収蔵された谷川賢作氏による音楽も相まって、不思議な楽しい世界に包まれた展覧会でした。

http://spaceyui.com/schedule/hirose-gen_17.html

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