2017.03.22:水曜日
深谷良一     日と、空と、雨

深谷さんのトラディショナルな技法、技術はほぼ完璧な域と言えるでしょう。

描写力が如何に完成されたものであっても、スーパーリアリズムを目指している作家ではなく、そのデフォルメのさじ加減、センスが相俟って深谷良一氏の力量を示していると思います。

昨年2016年から続いて、深谷氏には絵といっしょに木の箱も展示して頂いておりますが、毎年ほとんどの箱が売れてしまうという人気を博しております。

日本画の様に平面的な筆致を取り入れた日本の工芸を思わせる作品ですが、若い作家や顧客、またヨーロッパの方々等、和のテイストをモダンな感覚で取り入れたいという趣向で人気がある様に思えます。

リアルに見えながら目を凝らして見ると、実はシンプルなタッチに過ぎない描写には、限りない力を感じます。

以下に深谷さんからの文章をご紹介致します。

今回2回目の箱の絵を展示致しました。

檜材の箱には、看板文字と杉板絵の記憶を組み合わせ、全体を覆うように動植物柄を描き、墨文字は浮き彫りにしました。

失われた楽園が少々アカ抜けない花鳥画を装ってモダンを表現出来れば良いのだがと思っています。

http://spaceyui.com/schedule/fukaya_17.html

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