Monthly Archives: 3月 2019
2019.03.28:木曜日

 

 

 

 

最近は、終るとほっとする展覧会ばかりなのですが、「木村かほる展 DOOLS」もそうでした!身内(妹)の展覧会は、疲れます。

具象から出発して絵本も50冊以上描く仕事等をしていましたが、どういう訳か自然と具体的な表現から抽象的な作品描写へと移行して来て、作品画面から形が消えてしまい、光や気体、空気感を描写したい!という方向へと向って行きました。

作品の形態が変わると技術的な面でも変わらざるを得ず、また、絵の具と溶剤の揮発からの誘発による本人の喘息症状により、普段使い慣れた油絵の具から違う画材へと変更しなければならない状況となり、ずい分長い期間苦戦していたようでしたが、最近やっと技術を自分のものにしたようです。

絵の全く描けない自分には技術的な事がらは中々理解できませんが、兎に角技術は基本的な問題と思いますので、遅きに失する様にも感じますが、まずは良かったのではないでしょうか?

今回の作品の一番最後の作品が、次の作品へと続く手応えも感じ取った様です。

具体的な形象を光の感覚で対象を描こうとしていると感じますが、作品全体も透明感があり、男の子の身体の固体のイメージと魚もバックの空気も気体感覚のコンビネーションもバランスは悪くなく、上手く行ったのではないかと思っております。

次回に期待したいと思います。

http://spaceyui.com/schedule/kahoru_kimura2019.html

2019.03.13:水曜日

 

 

 

 

山田博之さんの個展が無事に終了し、スタッフ共々ほっと致しました。

今回は「Waterfall」、雄大なスケールの滝がテーマです。大きめの作品が4点とグラフィックデザイン的に処理された平面作品の表面に肉筆でペインティングされた小品20点とで構成、展示された端正な展覧会でした。

小品よりも大きめの作品の方がむしろ人気があり、気に入って頂いた方々の手に渡って行った事も印象的でした。

山田さんの並ならぬ画力は皆様がご存知のとおりで、大規模な仕事が殺到するのも当然の事と思いますが、このたいへんなスケジュールの中で今期は個展開催が実現できた事が奇跡的な事の様に思えます。

ご自宅の引越もあり、また個展開催日程に合わせたかの様に、会期中のほとんどの日程を現場で作業しなければならない博多の新装ビルへの壁画制作のお仕事が舞い込みました。開かれた空間の中で、オリジナリティー溢れる強いエネルギーを放つ山田さんのダイナミックな大らかな作品をぜひダイレクトに拝見したいです!

そうこう言う当画廊からも、山田さんにF80という大作の制作を2点発注を致しておりました。或る大きな建築物内に展示する「水」をテーマとする作品です。

想像できない、大きなエネルギーを要するいくつもの仕事を一気に完遂された山田さんのこれからのご活躍が本当に楽しみです。

http://spaceyui.com/schedule/yamadahiroyuki_19.html

2019.03.05:火曜日

 

 

 

皆でハラハラさせられながらも、高橋キンタローさんの個展が好評の内に無事終了する事ができました。

さり気ない独特なキンタローさんの画風は、基本的なしかも確実なデッサン力がなければ描けないと、その画力を皆が認めている所以のものです。

その上で天啓の様な閃きが重なると、観る側もご自身でも驚く程の作品ができあがるのではないでしょうか。

イラストレーション、現代美術、グラフィックデザインと、多岐にわたる美術界の全容を感覚的かつ論理的にしっかりと把握されているキンタローさんにとっては逆説的に、白いキャンバスに向うのはたいへん勇気が要る事なのかも知れません。

搬入時には作品が間に合わず、個展開催から数日後に初めて全作品が揃いました!後半にお出かけ頂いた方々には、全作品をご覧頂く事ができましたが、次回はぜひ前半にいらしたお客様にも全部の作品を見せて差し上げて下さい!

また、今回初めて女性のポートレイト作品が展示されましたが、キンタローさんの新しい側面が見え、たいへん人気を呼びました。人の顏を作品化するのは思いの他に難しいのではないでしょうか?言葉にはしずらいデリケイトな表現を見事に完成されていたと思います。

これからのキンタローさんの作品が増々楽しみです!

http://spaceyui.com/schedule/takahashi_kintaro_19.html

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