2019.07.01:月曜日
天野智也 作陶展 「そううつわ」

 

 
 

天野智也さんの作陶展、今年で12年連続での12回目の開催でしたが、本当に大好評の展覧会でした。

岡山県備前市からいらして下さる天野さんですので、最初のうちは、アウェイ開催という事もあり画廊サイドも心配しておりましたが、回を重ねる毎にお客様が増えて行き、驚くほどの人気会期となって参りました。

最近は、天野さんの季節が近づきますとスタッフも体力づくりにいそしみます!登り窯を炊く日にちの都合、自然と毎年の会期が決って来るのです。

天野さんの作品は、グラフィックデザインされ、またプロダクトデザインのシャープさもあり、それでいて柔らかな人の体温を感じさせる、色々な方向性を兼ね揃えた作品です。毎年楽しみにして下さるファンの方々に加え、道行く人たちの眼も引いて、新たなお客様が絶えません。

毎年、開催される作品展での展示作品の中には定番としてのオーソドックスな陶器があり、また時代の風を感じさせる新しい顏の作品もあり、楽しさが満載です。

見る側にとりましては嬉しい限りですが、制作される天野さんは涼しい顔をされていますが、その努力を想像致しますと頭が下がる思いです。

画廊では、備前焼の天野知也さんの展覧会の開始とほぼ同時期に、天野さんよりも一回り年上の上田光春さんという方の信楽陶芸展を何度か続けて開催しました。

お二人は、当時岡山で活躍されていたギャラリストの薮多門さんにご紹介頂きました。焼き物が大好きで展覧会を開きたくても作家を誰も知らない私にとって、素晴らしい出来事でした。

天野さんはその後毎年開催される様になりましたが、一方の上田さんは伝統的な信楽の世界での6代目直方を襲名される事となり、異なる方向へと歩まれて行きました。

日々使う陶器や自由な作品作りといった、多様な世界へと広がりを見せる天野さんの作品の方がスペースユイの方向性とどうしてもリンク致しますが、伝統の世界の頂点でご活躍される上田さんの様な方がいらっしゃり、バランスがとれて行くのだと思います。

そんな上田さんから天野さんに(お二人はお会いした事がないのですが)fbで温かなエールを送って頂いた事が私にとっても天野さんにとりましても(多分!)、大きな励みになりました。

それから、備前の山里に住いとアトリエを構える天野さんが毎年持って来られる可憐な表情の野の花々や枝ぶりのステキな緑輝く葉っぱが土の作品をより美しく際立たせる興趣も皆が楽しみにしております。自然流の生け花、とても様になっています!

 

 

 

http://spaceyui.com/schedule/tomoya_amano2019.html

 

 

 

 

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