2022.10.03:月曜日
百瀬恒彦 ハンガリー狂詩曲

 
 

 
 
百瀬恒彦さんの発明した「写画」という言葉と実際の作品とに、だんだんと慣れそして理解できるようになりました。親しみを覚えたと言っても良いでしょうか。
写真という思い込みを一度消し去り、まっさらな視線で作品を見たいと思います。そうすると以前の百瀬さんの作品に対する思いとは違う新しい感覚を発見することができました。
百瀬さんの作品が徐々にそういった写真と絵画の融合に近づいて行ったのか、私自身の見方が変わったのか・・・。
そんな風に考えますと、百瀬さんの技法は、ものすごくオリジナリティ溢れるものと感じます。
具体的なテクニックは伺っても多分わかりませんし、百瀬さんも教えて下さいませんが、雰囲気のある和紙に定着された写真と筆のタッチは、自然に離れ難く結びつき美しい空気感を醸し出しています。写真にリタッチした創作というものとは全然違うのです。
今回はハンガリーを舞台にして、リストの楽曲が聴こえて来そうなロマンティックな作品ばかりが展示されました。
百瀬さんの作品全体から流れるように届けられる「ロマンティック」の中には、人間の普遍的な悲しみや怒り、日々の営みや喜び、そして愛情の物語や苦みなど色々なエッセンスが含まれていて、見応えたっぷりな作品展でした。
 
 

 
 
http://spaceyui.com/schedule/momose_tsunehiko2022.html

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