2018.06.18:月曜日

 

 

 

従来のオンラインショップとは異なる切り口で新しいオンラインショップvol.2を開設致しました。vol.1は作品のアーカイブ的なかたち、vol.2の方は新しいプリント作品やオリジナルグッズなどを掲載させて頂きたく思っております。どうぞよろしくお願い致します。

 

 

https://spaceyui.stores.jp/

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2018.06.16:土曜日

 

 

 

 

はんまさんご自身からも、はんまさんの作品からも、海のかおり、南国の空気のたゆたいが漂っているように感じます。

自然の中で暮らしながらも、都会の人々との仕事や友情の繋がりが常にある、という理想的な生活は、憧れてはいても実現させる事はむずかしい事でしょう。

理想を現実化させている変わる事のない、大らかなはんまさんの元には、展覧会を開催する毎に、本当に多くの方々がお出かけ下さいます。

沖縄の小浜島でカフェを営み、可愛い山羊の世話を続けながら新しい作品のキャラクターを創り続けているはんまけいこさんの生活は、大地に足がしっかりと着いた素晴らしい暮らしぶりと思います。

たっぷりと太陽の養分や海の風を吸収し、でき上がって来る作品は、はんまさんの想像力といっしょに、都会のギャラリーの中で生き生きと息づきながら、皆さんとコミュニケーションしていると感じております。

また、はんまさんの軽やかな作品のプロフェッショナルな完成度には、多くの感嘆の声が聞こえて参ります。

はんまさんからも、文章をお寄せいただきましたのでご紹介させて頂きます。

スペースユイで個展をさせて頂くようになってから早くも18年になりました。

沖縄の最南の離島(小浜島こはまじま)に移住して36年

東京で生まれ育った私にとって、大きな澄んだ空とコバルトグリーンの珊瑚礁の海に囲まれたこの島は楽園でした。

6年前からは山羊を養っています。

沖縄では山羊は食用、ヒージャー汁は沖縄のソウルフード。

しかし私は山羊を食用にされないように保護しつつ、近年は山羊を題材に絵を描いています。

山羊の絵を描く時は心から愛おしくて たくさんの悲しみと物語、そして喜びが湧き上がります。

絵を描く素材を惜しみなく与えてくれる小浜島の自然の神様に心から感謝しています。

(はんまけいこ)

http://spaceyui.com/schedule/keiko_hannma_18.html

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2018.06.05:火曜日

 

 

 

「OLD SAILOR TOLD ME」

陸に上がって随分経つが私は大西洋定期航路の船員だった。今もあの夜のことは昨夜のことのように思い出す。気が付くと海図にない海を船はさまよっていた。すべての客室は寝静まっており20ノットで走っているのに波の音すら聞こえない。海の中から私の名前を囁く声が聞こえる、空と海の区別がつかない漆黒の中に私の名前だけがうっすらと光って漂っている。ブリッジから手を出すと誰かが優しく握ってくれる。触れている場所から徐々に溶けていく。いつしか私も客船も海と空に溶け出していた。暗黒の空、漆黒の海、純黒の私・・・光を求めて深く深く潜っていく。空と海と私が混じり合いそれぞれがそれぞれを忘れては再構成される。私の頬をつたった雨水が甲板に落ちるまでの永遠。(北沢夕芸)

北沢夕芸さんの今回の展覧会イメージ、雰囲気を書いて頂きました。

北沢さんの作品世界そのものを物語っていると思います。

イマジネーション豊かなファンタジーと文学の波間を漂いながら北沢さんのイラストレーションの世界へと連れて行かれます。

北沢さんの手腕で、ロマンティックでひりひりとした捕えても捕え難い世界を、これからもずっと指し示して頂きたいです!

http://spaceyui.com/schedule/yuki_kitazawa_18.html

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2018.06.05:火曜日

 

 

 

 

今年も、甲斐荘暁子さんは鉄で創るオブジェと平面のペインティング作品の両方の作品を制作し、発表致しました。

鉄の作品は、オブジェだけではなく、重量感のある大きな鉄の平面へのペインティングに挑戦、新しい色彩の世界とプレゼンテーションの形態を表しました。他の、明るい色彩鮮やかなペインティングの作品とは対照的に、深いブルーの生地に光沢あるコーティングがなされた作品がダイナミックに展示されました。

甲斐荘さんの作品の特徴である、夢のような楽園のような色彩と鳥や植物や妖精等のモチーフに彩られた画面からは、瑞々しく楽しい、肯定的な気分が音楽の様に流れます。具象と抽象が絶妙に混ざり合い、二次元と三次元が連なり織り成す作品世界は、独特な味わいを醸成する甲斐荘さん独自のものと思います。

また、鉄のキャンドルスタンドには、クラシックな世界とモダンな今の感覚が融合したとても魅力ある造形のパワーを感じました。

今年はアートディレクターの沢田節子さんのご協力で、Tシャツや紙製のグッズ類もたいへん充実して、楽しい賑わいを添えて下さいました。

http://spaceyui.com/schedule/akiko-kainosho_18.html

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2018.05.15:火曜日

 

 

 

 

越智香住 個展「ひそやかな女神たち」、今年は五度目の開催でした。

越智さんの作品には、様々なファクターがちりばめらていて、それがひとつ々に表され、またぎゅっと凝縮されたりと、見応えがたっぷりです。

小さな子供の像などの目線は、人間の悪意や雑念を追い払うかの強さがあり、引き付けられます。また、猫や犬、鳥などの塑像は、生き物への敬意と共に優しい眼差しが人々の共感を呼び、グッズの小さな猫のチャームやペンダントは親密感溢れる感覚です。

周辺の騒がしさや通俗を払いのけるような威厳ある気配と両存するキュートな感性が越智さんの作品の魅力なのだな、とつくづく感じました。

そんな越智さんの作品の力に触れて、多くの方々が画廊を訪れ、そして作品をご購入されました。都会を離れ、山あいに生活の拠点を置かれている越智さんですが、ご主人のSNSで拝見しますととてもおしゃれな感覚で生活なさっておられ、美味しそうなレイアウトも美しいお料理にいつも驚かされております。

大活躍中の女優さん、石田ゆり子さんにも、たいへん丁寧に越智さんの作品をご覧頂きました。石田さんのインスタグラム(大人気!)に、越智さんの作品が登場されることもあるのではないでしょうか?今から楽しみにしております!

http://spaceyui.com/schedule/kasumi_ochi_18.html

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2018.05.02:水曜日

 

 

今年の民野さんの作品を見た時すぐに、風景の広がりを感じました。夕暮れ時のハイウェイに灯る光が懐かしさを呼び起こします。

大自然の中、2020年に竣工の公の建物内に展示する大きな作品の計画を依頼されていて、何枚かを民野さんにお願いしておりますが、今回の小さな作品にもそんなイメージが彷佛とする広がりを感じたのでした。

恵まれた自然環境に住む民野さん、最近、自動車免許を取得なさったそうです。次回の個展では、北海道の雄大な自然が作品の中に多く登場しそうです!

静謐で端正な空気感の漂う民野さんの作品は、毎年新しいお客様が増え、ご本人の人柄と相俟って増々人気です。

また、果物や文具、飲物やふと目に留まる何気ない物を描いても、民野さんの作品は優し気にさり気なく人々の心に強く印象を残す様です。

http://spaceyui.com/schedule/tamino_hiroyuki_18.html

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2018.04.20:金曜日

 

 

 

 

杉田比呂美さんの展覧会を久しぶりに開催させて頂きました。

わたしは杉田さんが夕焼けの景色を描いた作品や、空や空気が不思議な色をした作品がとても印象的で大好きです。景色の色の不思議感覚と共に、何かSF的な時空のずれ感を楽しませて頂いております。

杉田さんの作品は、そこに描かれる人々も風景も、本当にさり気ない日常のひとこまなのですが、どこか微妙に心が揺すぶられます。

人々の普段の営みが、それぞれの作品画面から生き々と伝わって参りますが、希望や楽しさといった感覚といっしょに、微少な諦観や哀しみといった感情が多分それと意識されない程に絶妙な隠し味的な塩梅で配分されているのではないかと思うのです。

抑制の利いた詩情が作品を見る方々の共感を呼ぶのでは、と感じます。

杉田さんは絵本作家でもあり、文章もたいへん素晴らしくて、今回の作品に添えられた物語にも見入ってしまいました。

この感覚、誰かに似ている?と考えたら、水丸さんでした!

そんな杉田さんから、素敵な文章が寄せられましたので、ご紹介させて頂きます。

久しぶりに個展をさせていただきました。

今回は7年間続いた『小説すばる』の表紙の表紙の中から

選んだ53点の絵です。

どれも日々の暮らしの中で起こる、嬉しいこと、

はっとすること、など、『日常のキラリ』とした

瞬間を切り取った絵です。

連載時に書いた表紙の小さな物語も、

同時に展示しました。

見られる方の年齢を問わず、「懐かしい!」

という言葉をいただいて、

とても嬉しく思いました。

これからも、単調と思われる日々の暮らしの中、

はっとする瞬間を大切にしていきたいと思います。       (杉田比呂美)

http://spaceyui.com/schedule/sugita_hiromi_18.html

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2018.04.11:水曜日

 

 

 

星野哲朗さんの作品、今年も大人気でした。ヨーロッパ、特にフランスのプロヴァンス地方を折に触れ訪れていた星野さんは、ワインや作品のモチーフとなるフード類、また建築物や街並を好まれて描かれます。

重厚なペインティング作品ですが、どこかでシェープされた感覚、グラフィカルなテイストに還元された画面は親しみ深く、好感を持って見る方々に受け止めて頂いていると感じております。

星野さんにしか描けない作品の個性は、長年のペインティングのタッチから生まれたオリジナルな画風といえるでしょう。

フランスパンやオリーブの実、カクテルグラス等、人々が共感を持ちながらも、美しく遠くに在るといった風な感慨は、たいへん素晴らしい結実なのではないかと思います。

http://spaceyui.com/schedule/teturou_hoshino_18.html

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2018.04.11:水曜日

 

 

深谷良一さんの木の箱の作りの巧みさと美しさは、現在を生きるイラストレーターの技とは何方も想像ができないのではないでしょうか?

平面作品もとても素晴らしく、日本画と区別のつきがたい作風には定評があり、その技術は追随を許さぬものですが、最近では、3度目となる木の箱の展示が大好評です。

小さな木肌に描かれた日本画風のモチーフは、深谷さん独自のスタイルを持ち、思わず手にとってしまいます。まるで現代の巧みの技の様なしかもモダンな作品は、これからも愛されて行くことでしょう。

http://spaceyui.com/schedule/ryouichi_hukaya_18.html

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2018.04.04:水曜日

 

 

 

 

堂前守人さんの今年の個展、とても人気がありました。

堂前さんは、函館で、はこだて工芸舎という函館を代表するような歴史的な建物を所有されていて、ご自身を含む多くの工芸作家の作品展示や音楽や演劇のイベント等が開催される多目的スペースを運営されております。函館の良き時代を彷佛とさせる面影を残す建築物です。

作家として活動されながら、はこだて工芸舎のオーナーとしての運営をこなされるのは、本当にたいへんなことと想像致します。今回の展示に来られた、毎年はこだて工芸舎に遊びに行くという東京在住の堂前さんファンの女性から、このスペースがどんなに魅力的な場所かというお話を伺いました。わたしもいつか遊びに伺いたいものです!

また、転勤の多いお父様の仕事上、日本中を転々と引っ越され、九州から北海道までの幾つかの地方での生活を経験され、大人になってからはオーストラリア、ニュージーランドに長く滞在なさったりと、お話を伺っていると、堂前さんの作品の背景が透けて来るようです。

堂前さんの作陶のスタイルは、陶芸の構造体を作り、それに絵を描かれるというものです。器のかたちはシンプルで優しく、野の花や樹々も風にそよぐように自然体にさり気なく描かれています。使う度に愛着の湧く堂前さんの器たちは、展覧会の回を重ねる毎に人気が増して参ります。着彩の美しい存在感ある器と共に、優しい眼差しの堂前さんご本人の引力があるのだと思います。

堂前さんから、文章を寄せられましたのでご紹介させて頂きます。

東京に1週間滞在したあと、弘前に行きました。新幹線に乗って青森まで3時間半。昔のようには遠くに感じられない移動時間ですね。今回は仕事なので続けて1週間滞在しました。東京ではガラス張りの新しい大きなビルを見上げながら歩きましたが、弘前では古い2階建の店舗や木造の日本家屋の世界です。町の中心ににある弘前城の入り口には大きな門があり、その木も扉の鉄の金具も朽ちずに400年も立ち続けています。目の前に広がる雄大な岩木山を眺めながら、60歳になろうとする自分が残りの時間をどう過ごすかと、その門に触れて考えました。

                                                                  (堂前守人)

http://spaceyui.com/schedule/norito_doumae_18.html

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