2013.10.30:水曜日

 

 

 

たかおゆうこさんの展覧会は、いろいろな意味で情報量のたくさん詰った、見応えのあるものでした。

水彩絵の具による大き目の平面作品は、抽象的に整理された色面構成が美しいバランスで表現され、小品は具象的な風景を表し、情緒的な感慨を呼び起こす作品でした。

また、オーソドックスなヨーロッパテイストの絵本は左脳をフル回転しなければ描けないもので、感覚的に楽しめる作品と共にたかおさんの知的な側面をいっしょに鑑賞する事ができたと思います。

画材の多様さだけでなく、いくつかの異なる表現形態がひとつの空間で提示され、それぞれの表現が矛盾する事なく、全てがたかおさんの作品として融合されており、作家の実力を感じさせられる展覧会でした。

 

 

 

 

http://spaceyui.com/schedule/takao_13.html

 

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2013.10.19:土曜日

 

 

 

二年毎に開催される沢野弓子さんの作品展は、毎回新しいテーマで展開され、フレッシュな感動を呼び覚まされます。今回は「日常のアフリカ」というタイトルで、主としてアフリカの布を用い作成した作品を発表致しました。

沢野さんは元来、コラージュなどの技法による抽象作品の作家さんですが、平面作品を作るのと同じようにバッグを作られます。

世界中からプリント生地や織物素材、ビーズ、ボタン、リボン等の素材を蒐集し、それらの知識にも精通した沢野さんのバッグを心待ちにして下さる方々は大勢いらっしゃいます。ファッショナブルで色彩感覚抜群の沢野さんのバッグは、おしゃれな感性にも美術愛好心にも訴えかける魔力がある様です。

今回も、アフリカだけでなく、ヨーロッパ、アジア、南米諸国、アメリカ等、様々な国々の布地を使って奏でられる色彩の響宴を楽しませて頂きました。

 

 

 

 

http://spaceyui.com/schedule/sawano_13.html

 

 

 

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2013.10.12:土曜日

 

 

 

高橋知江さんの「とりのひみつ」、初めての個展が開催されました。鳥を描いた平面作品と陶芸作品とを発表致しましたが、高橋さんのおおらかな個性に感銘を受けた方は多かったのではないでしょうか。擬人化された鳥さんやそうではない鳥たちも、自由にのびやかに鮮やかな色彩で描かれて、見る側は温かな感慨をもたらされました。

陶器による立体作品は、小品ながら滑らかな形態が一貫した完成度を保ち、鳥たちの表情も見ていて飽きない見応えがありました。思わずクスッと笑わされたり、どうしたの?と思わされたりと、コミニュケーションできる作品を作家の貴重な資質と思うのです。

 

 

 

 

 

http://spaceyui.com/schedule/takahashi_tomoe_13.html

 

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2013.10.08:火曜日

 

 

 

新しい題材としての幼女たち、そして 持ち味である色彩感覚の良さを生かした従来からのマットな質感を伴う技法を進化させたエヴァーソン朋子さんの作品は、沢山の方々からの支持を得て、好評を博しました。玩具等を描いた小品の和のテイスト漂う画面からも、エヴァーソン朋子さんのこれ迄の作品特性を再構成したパワーポイントが感じられ、これからの活躍が期待されます。

平面作品の他に取り組んでいる陶芸作品やアクセサリーも出品、変わらぬ人気がありました。

「虹探しの子供たち」というタイトルでしたが、最終日には本当に虹が出現、私たちを驚かせました。

 

 

 

 

http://spaceyui.com/schedule/everson_13.html

 
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2013.09.29:日曜日

 

 

 

下川路博美さんの一版多色刷りの美しい銅版画展が開催されました。作品から立ち上る匂やかな香り高い植物や小さな動物、卓上の小さなオブジェ等の作品モチーフの可愛らしさや楽しい午後のひとときの幸福な感覚を楽しむ事ができました。ルネ・ラリックやガレを彷彿とさせる下川路さんの手によって造型された香水瓶に、それらのモチーフが装填された様子には、オリジナルなスタイルが感じられました。エッチングの手法の他にアクアチント等の技法を駆使した作品は、画面にニュアンスある表情と奥行きを感じさせる完成度の高いものでした。

 

 

 

 

http://spaceyui.com/schedule/shimokawaji_13.html

 

 

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2013.09.19:木曜日

 

 

立川一美さんの作品は、刺繍糸や毛糸などで刺した糸と布の作品ですが、手芸の枠を超えたミニマリズム的表現を感じます。

ご本人は多くを語りませんが、ひとつひとつの作品がさり気なくしかも雄弁に作品の持つエネルギーを伝えます。

作品の前で立ち止まらせる力量を多くの人々が感じ取られていた様に思います。これからどのような作品を展開されるのか、興味が尽きません。

 

 

 http://spaceyui.com/schedule/tachikawa_13.html

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2013.09.16:月曜日

 

 

 

個展を毎年開催するというのは、色々な意味でエネルギーを必要とすることです。そのプロセスの中で変化し、成長しながら進化していく、ということは至難の業と思われます。田村愛さんの展覧会は、作家自身の透明感溢れる作風というテイストは失われる事なく、今年は更にダイナミックにそして色彩も鮮やかに力量が充実しました。ファブリックのシルクスクリーン作品を作成しはじめてから、より自由に、色彩も明るくなられた様です。

田村愛さんの作品に囲まれると、作品から伝わるものから気持ちがリフトアップされるかに感じます。何人もの方々から同じ感想を頂き、作家にとっても力になりました。

 

 

 

http://spaceyui.com/schedule/tamuramana_13.html

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2013.09.11:水曜日

 

私は、現在の立場として、むしろ英語でこの様な思いを書きたいと思っておりましたが、語彙の豊かさも英語の能力にも欠ける自分には不可能、と諦めかけていた時に出会った文章があります。人智を超えるかに思われる感受性を以てこの世界に存在する様々な美しいものを紹介して下さるfbでのお友だち、舞踏家の町田宗昭さんの文章を皆様に読んで頂けましたら嬉しいです!

 

今回、2020東京オリンピックが決まりました。

しかし、日本人としてという以前に、資本家と結託した政治的な超国家経済システムと多国籍企業の論理にまどわされない、エコロジカルな基盤とコンセプトをもったコスモポリタニズムの視点からの発言や政治的な姿勢で判断をしてほしかったとの思いがあります。

そのうえで、東洋でオリンピックを現在の東京で行なうことに対しての意味と意義についてもっと掘り下げる必要があるとぼくは感じます。

また、それは個々人がそれぞれの立場と生き方をもって、為さねばならないのだと、ぼくは思います。常に国家やコミュニティに対して、もしくはシステムや社会的な常識に依存せず、地球規模で考え地域規模で行為する必要が問われているのではないでしょうか。

 

This time, 2020 Tokyo Olympics was decided.

However, previously referred to as a Japanese, do not be fooled by the logic of multinational corporations and transnational economic political system that is in collusion with the capitalists, and political remarks from the perspective of cosmopolitanism with a concept and infrastructure ecological There is I think that with wanted a judge attitude basis.

Moreover, I feel there is a need to delve more on the significance and meaning of to be carried out at the current Tokyo Olympics in the East.

In addition, individuals with a way of life and their respective positions, and he must be made to it, I think. Necessary to the community and state, or it does not depend on common sense and social system always, to act at regional scale to think on a global scale I think this is one of being questioned.

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2013.09.06:金曜日

 

 

 

今回の山口マサルさんの作品展では、ギャラリーから陶器のリクエストを致しました。いつもの明るい色調のイラストレーションとは異なる作風が、始めて見る方々を驚かせたようでした。元の形から山口さんのデザインから作られた器は、イラストレーションの楽しさといっしょに古典的な風格さえ感じられます。あっと言う間に皆さんの手に渡って行きました!

壁に掛けた作品は、山口さんがウィローの様式を自分スタイルに自由にデザインした皿の見所満載のイラストレーションが、見応えのあるものでした。次回の展覧会には、実際にウィーロー柄の陶器が出来上がるかも知れません!明るく、皆さんにあまねく優しい山口マサルさんの周囲にはいつも笑いが絶えません。

 

 

 

 

 

山口マサル氏と来訪された久里洋二氏といっしょに。

 

http://spaceyui.com/schedule/yamaguchi_13.html

 
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2013.08.29:木曜日

 

 

2011年、震災直後の6月に第一回目のFlowerDrops展を開催致しました。展覧会では、視覚に訴える作品と共にギャラリーのもうひとつの特色であるアロマテラピーの持ち味を生かそうと、その名称であるYUI DROPSの中からDROPSという単語を、タイトルの引用へと試みました。

このFlower Drops vol.1では、大きな災害により様々な形で疲弊した人々の心を緩める様な作品の方向性といっしょに、柔らかな香りとともに美味しい飲み物の提供もする、といった人間の五感の全てを意識しました。音楽もその時期にふさわしいと感じる音を選んだりと、ひたすら訪れる方々に心地よい気分になって頂く事を目的と致しましたが、それらの意図を皆様方に汲み取って頂けたように思いました。

今回のFlower Drops vol.2は、それから2年ぶりの開催となりましたが、vol.1の時と同じ様に、真夏の花の香り漂う作品と共に、何か来廊下さる方々と分かち合うことのできるテーマはないものかと、皆で相談致しました。

皆で考えた結果、作品の発表と同時に、オープニングには天使、最終日には悪魔の扮装をしながら「すなっく唯」を開催する事など、楽しいイベントのアイデアが次々と生まれました。そしてアイデアだけで終る事なく、6人+1人の素晴らしい実行力により、来廊下さった方々も、そして実は出品者本人たちが一番!楽しむことができました。

オープニングの日には、皆、思い思いの天使達が揃いましたが、自らをバロックの天使に模し演じた澤奈緒さんが人気をさらいました。フラアンジェリコの様な天使の完成度の高さには実際皆が圧倒され、同時に誰も知らなかったひとつの才能と彼女の可能性とをインプットされてしまいました!

 

 

 

 

また、「すなっく」というのは、20代、30代の方にとっては既に昭和の文化財の様な存在なのでしょう、若き出品者たちは、一日だけの「すなっく」実現に向けて眼の色を変え、作品作成と同じくらい若しくはそれ以上の力量を見せました!

時空間を超える哀愁漂うパンフレットを作成した須川まきこさん。海外からのファンも多い、彼女の普段の作品からは想像もできないものでしたが、キュートな遊び心は共通するものでした。

 

 

 

 

すなっくのメニューを作ってくれたエヴァーソン朋子さん。グラフィックデザイナーとしての才能もある彼女は、この展覧会のむずかしいDMのデザインも担当、各々の作品をきれいにまとめました。

コストパフォーマンス、客の流れを考え、生ビールのサーバーや重たいガスボンベ迄準備し、またジャストフィットの照明器具もあつらえる等、オカダミカさんの本業とは別分野での素晴らしい才能と実行力には誰もが驚かされました。繊細な作品からは想像できない逞しいミカさんを発見しました!

元気溌剌、皆の妹のような竹井千佳さんは、彼女の作品そのままの可愛らしくパワフルな存在感で、 現場の空気を活気づけ、(軽い)熱中症にも打ち勝ってがんばって下さいました。

また、この企画展のきっかけとなったのは、天然無敵の優雅さで、おっとりと皆を包み込む一番のお姉さん役、石橋優美子さんの個展からであり、陰に表にご協力を頂きました。

最後に、すなっくのママ役でしたが実は一番年令の若い葉月ちゃんは、天性のピュアなバンプぶりと、相反するかの様なリーダーシップが見事なものでした。葉月さんは、tokoneというブランドを立ち上げ、オカダミカさんや須川まきこさん等多くのアーティストによる斬新なデザインのタイツを創っている方ですが、彼女個人のエネルギーも、貴重なものに思われます。注目株の彼女は最終日に雑誌「アエラ」の取材を受けて、出品者全員と共に掲載される予定です。

一見楽しそうな、今になると何の苦労もなかったかの様に通り過ぎた展覧会の行事でしたが、実行するにはかなりの知力、体力、表現力等、総合的なエネルギーが必要であって、彼らのバランスのとれた能力の高さには、本当に驚かされました!

これらの事は、単に楽しかったイベントとして終ってしまうのではなく、壁面を飾る作品のパワーと同様に人々にエールを送り、楽しい気分を誘う、おもてなしの心に満ちた、人々の気持ちに沿った表現であったと思います。

皆さんの前に唐突に出現した一夜限りの「すなっく唯」、そしてこの展覧会そのものが、出品者と画廊を訪れる方々とのコラボレーションでした。

この楽しい雰囲気を分かち合う事ができた記憶をたいせつなひとつの作品の様に感じます。この空気感を繋げて、また新たな形で進んで行く事ができる様な気がいたします。

 

 

 

 

http://spaceyui.com/schedule/flower_13.html

 

 

 

 

 

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