2013.08.04:日曜日

 

 

 

online shopに載っているため、草間彌生さんの作品を販売する機会がありましたが、さすがに草間さん!!実際の草間作品の魅力とは別の、熾烈なビジネスの世界に触れるというたいへんな経験をさせて頂きました。もっとも自分の場合、大きな価格が動きますが実際の利益は小さく、労力は大きいというビジネス世界の劣等生ぶりを発揮してしまいましたが・・・。今、草間彌生さんの作品は、色々な意味で最も注目されていると言えるでしょう!そのため、人気の草間作品は、業者間でも驚く程のプライスで取引きされ、ほとんど奪い合いの様な実情を実感致しました。

そしてつくづく感じた事、私はこういうビジネスに向いていないナ、という事。駆け引きのビジネスや関係というのはエネルギーが長続きしません。このような仕事にもドンと腹が据わり、疲れずに日々の仕事も何気なくこなせる人にはとてもなれそうもありません。ちょっと悔しいですが、仕方ないですよネ!

 

 

 

 

 

そして、今週のシーノ・タカヒデさんの作品展。日々の生活に根付いた気持ち良さに溢れています。バイヤーの方もコレクターの方も、投機的な目的や名声ではなく、心を開いて、諸先生方の後に続く作家たちの心地よいエネルギーを感じ取って頂きたいものです!!

毎年、秋に開催するシーノさんの個展を今回は夏に開催です。

いつも心にアフリカを抱いているシーノさんの作品の中に、自然や生き物への愛着や慈しみを、絵筆を取って描かずにいられない絵描き魂を感じます。

 

 

 

 

http://spaceyui.com/schedule/shiino_13.html

 
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2013.07.25:木曜日

 

 

 

先週は甲斐荘暁子さん、先々週は堂前守人さんの展覧会が開催されました。

元々、鉄を素材として作品を制作する作家の甲斐荘さんですが、今回は平面作品を中心に発表されました。甲斐荘さんのペインティング作品は、色彩感覚の同時代感覚の表象といったセンスの良さに溢れ、画廊の窓越しに絵を見る、道行く人々の感心も強く引きました。 キャンバスの上で奏でられるビビッドな色彩の響宴は、眼に訴えかける皮膚触感的な魅力も加味され、心を打つパワーを持ちます。鮮やかな色彩を駆使しながらも空や大地や生き物たち、自然界へと溶け込んでいくかの様な描法は、皆が分かち合える感覚です。

パネルにペインティングした大きめの作品のフレームはご自身が鉄で制作したものでした。

 

 

 

 

http://spaceyui.com/schedule/kainosyou_13.html

甲斐荘暁子ホームページ

 

 

 

堂前さんの陶器に食べ物を載せると、ぱーっとテーブルが華やぎます。自然の色に溶け込む素材感にはオリジナリティーが溢れ、花模様と幾何学模様との連続柄は、現代的な感覚も楽しみながら穏やかな時間の流れを感じることができます。

函館からいらっしゃっている堂前守人さんは、物静かな佇まいの方です。優しく温かな陶器たちは、作られる方の個性を映していて、堂前さんにお会いすると納得の作品ばかりなのです。

そして金箔、銀箔、そしてもうひとつの素材を混合させた堂前さんオリジナルの、独特の光る塗料は、どこにも見られない魅力的な風合いの作品を作り上げます。

 

 

 

 

 

 

http://spaceyui.com/schedule/doumae_13.html

堂前守人ホームページ

 
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2013.07.09:火曜日

 

 

 

ブリキを鋏で切ってペインティングする、という独特のスタイルから生み出されるあずみ虫さんの動物や樹や草花、船や風景などといった画材から成る作品は、人々の心を捉えて離さない力がある様です。

作品の素材から生じるカッティングのスタイルやテクスチュアーの持つ魅力が、作家の温かな眼差しと鋭敏な時代感覚とにより、更に増幅されるかに感じられます。

既に新しい題材に向かって作品の展望を語って下さるあずみ虫さんの次回の発表も、期待せずにいられません。

 

 

 

 

http://spaceyui.com/schedule/azumimushi_13.html

 

 

 

 

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2013.07.04:木曜日

 

 

 

天野智也さんの備前焼の個展は、今年で6年目となりました。作品のクオリティーはもち論ですが、天野さんご自身の誠実な人柄からも、ギャラリーでの人気もどんどん高まって参りました。

天野さんが、地元の備前から持って来られる絣茅や蔓草や小さな実をつけた木などの沢山の植物も、天野さんの手によって自作の素敵な花器に生けられ、素敵な空間を形作ります。とても自己流とは思えない腕前の生け花も、作品の展示の効果をいちだんとアップさせている様に思います。

大地からとって来られる素材としての土を素材とし、素朴にシンプルに創りあげられた天野さんの作品は、生活空間に優しく溶け込んで、さり気ない自然体な豊かさを感じさせられます。

 

 

 

 

 http://spaceyui.com/schedule/amano_13.html

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2013.06.28:金曜日

 

 

 

木村かほる個展「lost city」が好評を得て終了しました。

絵画において、抽象表現を以って、人々と心情に触れる部分の何ものかを分かち合う、ということは、たいへん厳しい道のりと思います。

今回の展覧会では、作者の意図した世界を、観る側の方々が好感を持ち大きな共感を感じて下さる、という作家にとっては目指す世界観への入り口へと辿り着いたのではないでしょうか。

作家は筆者の妹なので、近くで制作の現場を見て来ておりますが、不可能かも知れない世界の前髪に少し触れたかの感触を得て、喜んでおります。

自身の思惟を画材にのせてキャンバスに塗り込めていく作業を通してある感情の響きを呼び覚まし、また離れて行く、という技術を会得した様に感じました。

 

 

 

 

http://spaceyui.com/schedule/kimura_13.html

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2013.06.10:月曜日

 

 

 

東郷聖美さんの今回の展示は「映画」をテーマに、心に残る映画の一場面を毛糸で作った小さな人形で表現したものでしたが、背景や小道具も丁寧に作られていて、充実した見所満載の展覧会でした。

ボリビアに4年間滞在していた東郷聖美さんの作品は、ご覧になられた方々からもご指摘がありましたが、自然に南米やボリビアの文化圏の影響を受けておられるように感じられました。

ローマの休日、アラビアのロレンス、ウエストサイドストーリー、雨に唄えば、etc…、と一目で名画の場面とわかるのですが、モデルの人形からは独特なエスニック感覚が伝わり、映画の個性との融合が、とてもオリジナルな味わい深いものとなりました。

 

 

 

 

http://spaceyui.com/schedule/togo_13-2.html

 

 

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2013.06.03:月曜日

 

 はんまけいこ

 

はんまけいこさんは、いつも人々の人気者です。はんまさんの陽性な性格とファンタジックな作品は、年令や性別や様々な垣根を飛び越えて、幅広く人々を結び、繋がり合っていくようです。

今回の個展でも、はんまさんの作品に合わせて人形を作成して下さった入谷桂子さん、舞踏を披露して下さった町田宗昭さん、毎年オリジナル額縁を作成して下さる長野美佐子さん、そして音響を整えて下さったEllie Yoshimuraさん等の応援で、展覧会がにぎわい、華やぎのあるものとなりました。

元々は東京生まれですが、すでに30年間、沖縄の小浜島という恵まれた環境で暮らすはんまさんの、大自然からのエネルギーを身体中に受け止め咀嚼した感覚を反映された作品の数々は、真っすぐに温かく心に届きます。

おおらかな個性的なはんまさんの創りだすキャラクターたちが、次回はどんな風に私たちの前に現れ、チャーミングな表情を見せて下さるのか、今から楽しみにしているのです!

 

 

はんまけいこ 

 

 

入谷桂子 

 

 

町田宗昭 

 

http://spaceyui.com/schedule/hanma_13.html はんまけいこ個展hp

 

https://www.facebook.com/photo.php?v=315852745215230&set=vb.207663006004490&type=2&theater

町田宗昭さん 舞踏

 

 

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2013.05.27:月曜日

 

 

 

安西水丸+和田誠「AD-LIB 6」は、すでに11回目を迎えるコラボレーション展でした。

今年は、特にパワフルな鮮やかな作品の感覚に皆が驚かされました。毎年オープニングの日の夕方には、お二人のコントの様に楽しい巧みな話術のトークショーが、ファンの方々の楽しみとなっておりますが、実は搬入の日の夕方にもうひとつのトークショーがあります。こちらの方の観客は画廊スタッフだけという贅沢さです!トークショーというのはおおげさで、お二人が搬入を終えた後、ビールを飲みながら楽しそうにお話しをされているだけなのですが、私たちスタッフは奥で作業しながら時々聞こえるお二人の会話を楽しませて頂いております。その才能と色褪せぬ活躍から大きな名声を得ておられる今でも、時々小さな男の子の兄弟の様にやんちゃな所や純粋な優しさが、垣間聞こえて来る時、僭越ですがこの様な展覧会を開催する事に幸福な感慨をおぼえます。

 

 

 

 

http://spaceyui.com/schedule/adlib6.html

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2013.05.13:月曜日

 

 

 

画廊のスタッフでもあるNomii Rabbitは、台湾出身のイラストレーターです。彼女の作品は、グラフィックデザインのセンスをベースにした可愛らしく見る者の心をいやすキャラクターでありながら、何かをフッと考えさせる感覚があります。さり気なく見せているので見過ごしてしまいそうですが、主人公のお菓子が好きな身体の柔らかいヨガウサギ、実は読書好きで哲学的な部分もありそうです。初めての個展でしたが驚く程の方々に評価を頂き、大成功だったと思います。

台湾では日本の様に英文の中で漢字をローマ字表記にする事がないので、最初の英語の授業の時に自らのアルファベットネームを決めるそうです。また台湾独特の習慣で女の子にパンダの名前の様に漢字を二つ重ねた親戚内での命名もあります。因みにNomiiさんは綿々と呼ばれています。難しい漢字の本名をはじめ色々な名前を持つNomii Rabbitさんですが、彼女のつくりあげた同じ名前のキャラクターと共に、大きく羽ばたいて欲しいです。

 

 

 

 

http://spaceyui.com/schedule/nomiirabbit_13.html

 

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2013.04.29:月曜日

 

 

 

佐野洋子個展、やはり大好評のうちに終了する事が出来ました。お出かけ下さいました皆様、ありがとうございました。もう佐野さんにお会いできないのだ、と思いますと今更ながらに残念で悲しみも新たに湧いてまいります。会期中、佐野さんの著書で未読だったものを毎日読みふけってしまいました。
本を読む事でもう一度佐野洋子さんとお会いできた気がして、とても懐かしかったです。それにしても多才な方です。エンターテイメント性、サービス精神いっぱいの本、ドキュメントも小説も こんなに文章で人を離さない作家ってあまりいない。しかも神話の様な叙事詩的な本も書かれました。
佐野さんの最新インタビュー集「ほんとのこと言えば?」の中でおすぎさんがたけしの勲章の事に触れて、あれはフランス政府から電話がかかって来て実費を払ってもらうものよ、というヒトコマのステキな勲章と思っていたのに残念なお話など、抱腹絶倒なエピソードがどの本にも詰まってます。
のびやかな筆致で表現される銅版画も、子供心を掴む絵本も、人の心を鷲掴みにする文章も、神様から沢山の才能を与えられた佐野洋子さんの個展を開催できて、本当に嬉しく、光栄な事と思いました。そしてあらためて、洋子さんのご冥福を心からおいのり申し上げます。

 

 

 

 

http://spaceyui.com/schedule/sanoyoko_13.html

 

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