2012.10.02:火曜日

 

 

昨年の夏にFLOWER DROP EXHIBITION という花の香りがするような展覧会を企画しました。画廊にはYUI DROPSというささやかですがアロマのセクションがあります。良質なエッセンシャルオイルを扱っておりますし、まず香りを視覚と共に提示する考えが浮かびました。ステキな音楽を選び、美味しいお茶もサービスし、3.11以来、皆さんが何らかの形で苦しい思いをしていることを五感を通して少しでもやわらげたい、というシンプルな主旨で開催しましたが、結果としては大成功だった様に思います。

オカダミカ、石橋優美子、須川まきこさんのメンバーに、竹井千佳、澤奈緒、エヴァーソン朋子、網中いづる、岩間亜樹、野口あき子、水口理恵子さんといったゲストの方々に参加頂き、思い描いていた以上の展覧会を開催する事ができました。皆の作品のパワーが大きなエネルギーを生み出しました。

 

今回は、その中のお二人が連続して個展を開催致しました。テーマが決っているわけではありませんが、この連続の開催はとてもスムースな流れがあり、感覚的にひじょうに人々の気持を打った展覧会であったと思います。

 

 

最初に、オカダミカさんの個展、”SCENE”が開催されました。オカダさんのバランスの良い感性から表現される危うさを隠し味に持つきりっとした女性像には皆さんとても魅き込まれた様に感じられました。抑制の効いた淡く着彩された画面から放たれる様々な角度からの想像を喚起させるイメージに、人々を共感させてしまうパワーがある様に思います。静かなしかもエキセントリックなエネルギー・・・・。今後、目の離せない作家さんです。

そして、須川さんにも感じられる事ですが、とてもエロティックなのですが清潔な印象という、相反するふたつの要素が混合され、希有な魅力を醸成しているのかも知れません。

更に二人に共通する要因として、海外からの注目が多いということです。ギャラリーのメールには、様々な国からの問い合わせが絶えません。

 

 

須川まきこさんのロットリングで描かれる一本のラインも、優れた技術がなければ描けないものですし、彼女の確かな腕前から生み出される作品は、キュートなエロスがはじけそうな感性を伴います。今回は6月にローマのギャラリーで開催した作品展「melting」に出品したものでした。シンプルなスミの線で描かれるレースの模様やアールヌーボー様式を取り込ん表現力は、天性の力がなければ描けないものでしょう。コミカルな味わいも加わって、味わい深い作品です。

そして来年の夏にはまた、FLOWER DROP EXHIBITIONのpart2を考慮中です。

 

 

 

http://spaceyui.com/exhibition/micca_12.html

 

http://spaceyui.com/exhibition/sugawa_2012.html

 

 

 

http://spaceyui.com/gallery_note/2011/06

 

http://spaceyui.com/old/after/2011/1106/flower11.html

 

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2012.09.11:火曜日

 

 

 

田村愛さんの作品、今年は瑞々しいフルーツの様に美味しそうなフレッシュな印象の作品が多く見られました。 生活の中に爽やかさを運ぶファブリックとして、テーブルクロスやバッグ、着るものも制作しました。シルクスクリーン作品の大作は、ストロークも大きく力の技を必要とする作業でもあります。気持の良い風を感じる作品制作の裏側では、力こぶができる様な肉体労働が行われている様子やご苦労をご本人から伺い、いつも驚かされております!

 

http://spaceyui.com/exhibition/tamuraai_12.html

 

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2012.09.11:火曜日

 

 

 

パパもパパの作品も大好きな長女のセレンちゃんと一緒に。ミケランジェロがモチーフのTシャツを着て。

 

昨年3.11の出来事などで、イギリスに住むジョン・シェリーさんの展覧会は、一年延期され、今回の開催となりました。その間に、シェリーさんは福音館書店からの「ジャックと豆の木」や、USAより出版されるミケランジェロの”ダビデ像のできるまで”を描いた名作絵本を2冊もつくりあげました。丁寧なオーソドックスなこの様な絵本を子供の心で読んでみたいと思いました。 アーティストが大きく羽ばたいて行く時を見せていただいた様な気がいたします。たいへんな人気の展覧会でした。

 

http://spaceyui.com/exhibition/shelley_12.html

 

 

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2012.09.01:土曜日

 

 

 

永松あき子さんは、女性のニュアンスある様々な表情を、繊細に力強く描きます。

彼女の手によって生まれた妖精や森の女神たちは、深い微睡みと覚醒のはざまで、 画面の上を生き生きと息づいています。

永松さんの作品は、ご本人の気さくで自然体のお人柄と対照的に、構築された深い神秘な存在感に溢れており、そのギャップがとても魅力的なのです。

 

http://spaceyui.com/exhibition/nagamatsuakiko_12.html

 

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2012.09.01:土曜日

 

 

 

松川けんしさんの展覧会は、大人っぽい感性がギュッと詰まった見応えのある催しでした。思わずにやっとさせられてしまう諧謔やちょっぴり苦みも加わったいぶし銀の様な味わい深さは、どこにでも探せる世界ではありません。こういった、人々の「貴重な境地」ともいうべき豊かな世界観をいつまでも大切にできる社会であって欲しい、と、心から願わずにはいられません。

 

http://spaceyui.com/exhibition/matsukawakenshi.html

 

 

 

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2012.07.29:日曜日

 

 

 

高橋キンタローさんとは、いろいろな場面で折にふれお会いする機会があり、氏の運営するタンバリンギャラリーは、永井宏さんたちと立ち上げる頃からの活動に触れておりましたが、キンタローさんの作品展は、初めて開催させていただきました。

ご自身の個性のように抑えの効いた画面上のさらっとした空気感が、今、とても心地よく感じられます。求心力のあるキンタローさんの周りには、いつも人々が賑わい、既にベテランの域である作品は、風情あるエネルギーを放射していました。

 

http://spaceyui.com/exhibition/kintaro.html

 

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2012.07.29:日曜日

 

 

 

想像上のマシーンとイラストレーションという組み合わせの、楽しく、脳みそを刺激する展覧会でした。山口マサルさんの脳内はどうなっているのでしょう?と不思議なくらい、イマジネーション豊かな縦横無尽な表現に圧倒されます。氏の底抜けに明るく愛情いっぱいの性格を反映した作品のちからが心を明るく照らす様です。

実際に素材が金属の小さなマシーンと紙製のエンゼルたち・・・。絶妙な組合わせが、芸術的です!マンガで、芸術で、イラストなのだー。印象深く心に残ります。

 

http://spaceyui.com/exhibition/yamaguchi_12.html

 

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2012.07.17:火曜日

 

 

 

堂前守人さんは函館で活動する陶芸作家の方で、今回は2度目の展覧会でしたが、早くも東京のファンを獲得しつつあります。土を捏ねて形をつくり、絵を描いて完成させる丁寧な美しい仕事は、見事な完成度で、見る者に迫る力があります。花の色がテーブルに映えて、ふわっと楽しい気分が生まれます。備前など、無地の器といっしょに使っても素敵です。使う程にパワーを感じさせられる器です。

 

http://spaceyui.com/exhibition/domae12.html

 

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2012.07.17:火曜日


 

 

ブリキや陶等の素材も用いて、フレッシュなイラストレーション表現が大人気のあずみ虫さん。個展開催時には、驚く程多くの方々がギャラリーを訪れて下さいました。新しさと郷愁を誘う感覚のハーモニーが魅力的なあずみ虫さんの作品が、幅広い年齢層のファンを獲得している事も納得できます。あずみ虫さんご自身のキャラクターも相俟って、強く人々の心をとらえます。

 

http://spaceyui.com/exhibition/azumimushi.html

 

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2012.07.17:火曜日

デザイナーとイラストレーターの関係は、自身の知る例外的な多数のデザイナーの方に対しては失礼な言い草なのだが、現在の官僚と政治家の関係によく似ている、と思う。

前者は、本来的な生命律動のエネルギーをより良く伝える仕事が重要。でも、現在のイラストレーターや政治家は主体性を失って、前者のリードに沿い、社会経済の流れの中で都合良くスムースに流れるエネルギーを要求される事に答える事が仕事になっていると感じる。

本来対等でなければならず、むしろ逆転してもよい立場であると思うが、システムとして良く流れない。絵を描く等表現が仕事の人間や、社会のためにダイレクトに動こうとする人間が、強く、自立してそれらの人々が放つエネルギー、また実質的な仕事を社会にあまねく流通させて行く、というのが、デザイナー、官僚等の仕事なのではないか?

また、優れたAD、官僚等は、そのように、作家または政治家等に”志”を指し示し、導いて行く事が使命の職業と思う。

資本経済のもとでは、ソフト、ハード共、需要供給という言葉に沿った、社会通念から考えられた仕事の伝達経路があるけれども、「本来的な表現」という観点から見たら、あらゆる猥雑なもの、利便性を超えた「真実味のある何か」が理解されてしかるべきだろう。

私たちは、今、特にそのような感覚に鋭敏にならなくてはいけないと思う。

 

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