堂前守人 陶展-SOSOGU-
二年ぶりに函館の堂前守人さんの個展が開催されました。北の国から春の風が届いたような・・・、
今回の作品はそんな爽やかな魅力がいっぱいです!
一方で、いつもの堂前さんらしい渋く落ち着きのある個性が益々充実されて、見覚えはあるけれども
何かが加わったような、素敵な新しさを感じました。

堂前守人
1958年生まれ 愛知県瀬戸市で陶芸を始め、
30年前より函館を拠点に陶器制作、
ギャラリー運営もしています。
はこだて工芸舎hp https://www.hakodate-kogeisya.jp/
Q: 作品を通して、人々にどの様なメッセージを伝えたいですか?
A:陶芸は日本が世界に誇れる工芸の一つで、誰もが共感できる身近な美術だと思います。
作ることでその理解が深まるといいなと思っています。
Q好きな画家、イラストレーターは誰ですか?良ければその理由も。
A:浮世絵とか新版画とかの単純化された風景と色彩を魅力的に感じています。
Q: 作品のアイデアは、どんな時にどの様に生れますか
A:いつも何か考えているので、突然気がつくことが多いです.
Q:好きな演劇、興味のある舞台芸術がありましたらお話し下さい。良ければその理由も。
A:演劇では無いのですが、最近チャンスがあると寄席に行きます。
落語の短いなんということもない馬鹿話を半日でも聴いています。だいぶ楽しめます。
Q:ご自分が一番大切にしていることを何でも!
A:今まであまり先の事を考えて制作していなかったのですが、この頃は残りの時間を意識して作る事を大切に考えています。
Q:特に好きな国や都市、風景や場所はありますか?良ければその理由も。
A:能登の地震で故郷の景色が酷く傷ついたので、より大事に思う気持ちが強くなりました。
Q:リフレッシュ(=気分転換)をするためのオリジナルな方法はありますか?
A:しばらく作り続けていると、むずむずとドライブに行きたくなります。
運転に集中して景色を眺める事が、気分転換になります。
Q:今、大きな声で叫びたいことがありますか?
A:もうとにかく戦争はやめましょう。
Q:生まれ変わったら就きたい職業は?
A:よく移動する時に長距離フェリーを使います。船に揺られてどこまでも行きたくなるので、
船に乗る仕事ができるといいなと思います。
Q: 想像力を一番掻き立てるものはどのようなものでしょうか?
A:未知の映像が浮かぶ、小説でしょうか。


