山田博之 個展「フルデジタル 2 TREES 」
山田博之個展「フルデジタル2」は、バナナや柑橘の実のなる樹やサボテンなど熱帯の植物を全て
デジタルで表現された意欲的な作品展でした。
ある意味手を使って描いた方が早い様な部分もあるとの事、ご苦労が偲ばれる見応えある作品の数々でした。
そして何よりも山田さんのパワーみなぎる端正な作風に遊び心も加わった楽しい展覧会でした。

山田博之 Hiroyuki Yamada
トップアワードアジア2020受賞。日本タイポグラフィ年鑑2021パッケージ部門ベストワーク賞。2023年NHK大河「どうする家康」劇中イラストレーション。2024年エルメス麻布台ヒルズ店グランドオープンキービジュアル。ADC賞。第77回 広告電通賞。第44回 新聞広告賞。山田博之イラストレーション講座(山田塾)主宰。
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Q: ご自分が一番大切にしていることを何でも!
A:オリジナル制作に関して、他人の評価を気にしません。自分主体で、自分が今描きたいもの、やりたいことをやります。描けないものは描かず、描けるものだけ描きます。試練や困難の壁は越えません。努力しません。そうして出来上がったものを褒めてくれる人と、お仕事をしています。
Q:特に好きな国や都市、風景や場所はありますか?良ければその理由も。
A:好きというより記憶に残る風景ですが。アメリカのアリゾナ州ネバダ核実験場のことを知り、すぐに飛び発ちました。核実験場に降り立つことは叶いませんでしたが、南約50キロにある国道95号線をひたすら北西に、一泊できるホテルを探し走り続けました。タンブルウィードのような枯れ草の生える広大な平原とそれを分断する一本道。すれ違うのは数台の大型トラックのみ。日本では見られない大平原に息を飲むと同時に、行けども行けども建物がないこんな場所で、ガス欠や故障をしたら、一巻の終わりという不安が込み上げてきました。200キロほど進んだでしょうか、やっとキャンピングカーが数台並んだような宿泊施設とガススタンドに辿り着き、胸を撫で下ろしたことを覚えています。この風景は忘れられません。
と、これは日頃やっているGoogleストリートビューでの擬似体験旅行でのお話ですスミマセン。
いろいろな場所を旅しています。
Q:好きな食べ物や料理についてお話しされたいことがあればお話し下さい。
A:好きな食べ物というか、いまだに食べ盛りです。ラーメンは絶対大盛り。うどんの「つるとんたん」は必ず3玉。基本白メシ食いなので、外食系のライスは必ず大盛り。おかわり自由は大歓迎です(4杯目は遠慮しいますが)。家での白メシは茶碗1杯と決めていますが、可能な限り山盛りパツパツにします。おかず系は白メシがないと食べられません。困るのは懐石料理です。お店には申し訳ありませんが先に白メシをご用意いただきます。おかずと白メシ、最後にどちらかが残るのは嫌で、必ず最後の一口でおかずと白メシがピッタリ終わるように調整します。
Q:リフレッシュ(=気分転換)をするためのオリジナルな方法はありますか?
A:高所恐怖症ですので、YouTubeで高所系の動画を観たりします。生きていることを実感します。格闘系も観ます。
Q:最近一番嬉しかったでき事は何でしょうか?
A:ADC賞の受賞ですね。広告に携わるイラストレーターとして、いつかはいただきたいと思っていましたので、受賞の知らせを受けた時は嬉しかったです。トロフィーはZOOM打ち合わせの時、よく見える場所に鎮座させる予定です(笑)

