木村かほる 個展「kaze・kuuki・mizu」
妹、木村かほるは、いつの頃からか全てのものを空の色を模した色彩ばかりで描くようになりました。
花や鳥や蝶などさえ、透けた気体のように見えます。
以前は目に見える普通の色彩感覚でしたが、いつの間にか現実的な世界から逸脱してしまったかの様子に驚かされております。
ずっと枯れないイメージの泉を、大切にしてほしいです。

木村かほる プロフィール
埼玉県川口市出身
日大芸術学部 美術学科卒
児童書の挿絵、絵本、イラストの仕事
スペースユイで個展、多数回
Instagram https://www.instagram.com/kimura_kahoru/
X hhttps://x.com/kahoru_kimura
Q:作品を通して、人々にどの様なメッセージを伝えたいですか?
A :描いている時は頭の中いっぱい思いが巡ってますが、離れると言葉にするのが難しく、なかかなか伝わらないのは、力不足を感じます。
Q: 作品のアイデアは、どんな時にどの様に生れますか?
A:イメージを画面に置きかえるのは落書きしてる時が多いです。
Q:好きな画家、イラストレーターは誰ですか?良ければその理由も。
A:直に見たものから圧倒的な迫力を感じます。俵屋宗達の風神雷神図屏風を見た時はほとばしる強烈な力を感じ、唐招提寺で見たトルソーだけの如来形立像の毅然とした優美さに圧倒され、秋篠寺の技芸天の包み込まれるような存在感に驚きました。俵屋宗達以外は作者はわかりません。
Q:印象的な映画、好きな俳優などについてお話し下さい。良ければその理由も。
A:「アラビアのロレンス」俳優はピーターオトゥール
始まりの使命感に満ちた高揚感や、残酷な結末が叙事詩的で、とっても感銘を受けました。ピーターオトールの水色の目の演技が印象に残りました。
「アギーレ・神の怒り」
残酷で重苦しい映画でしたが、中世終わりのアマゾン奥地で起こる、先住民とヨーロッパからの侵入者の間の凄惨な出来事が強烈なリアリティで迫ってきて、映像と音楽と共に異常な体感がありました。
Q:作品の創作に繋がっている印象的な出来事や思い出がありましたらお話し下さい。
A:今回の個展の絵は、偶然母の49日から描き出しました。花瓶にさしたピンクの芍薬の上でピョンピョン跳ねている女の子になった母を感じて最初の絵になりました。目の前で突然あちらの世界に飛びたってしまったショックは大きく、どこかに空間移動したような強い感覚をもってしまい、自分も少し世界が移動したようななかにいました。
Q: 特に好きな国や都市、風景や場所はありますか?良ければその理由も。
A:奈良が好きです。もうずっと以前訪ねただけですが、飛鳥の辺りや東大寺春日山、法隆寺のある斑鳩の里、それぞれに大らかな日本の原風景のような安らぎを感じました。
Q: 会いたい人は? 身近な人でも、著名人でも、歴史上の人でも誰でも。良ければその理由も。
A:クレオパトラとか、お市の方とか、歴史に残る伝説的な美人を眺めたいです。
時代や国々によっての違いがあったらまた面白いと思います。
Q:謎の不思議体験がございましたらぜひお話し下さい。
A:数々の不可解な経験はありますが、偶然だろうとか、思い違いだろうかとの余地を残すようにしています。






