民野宏之 作品展 インタヴュー

冬が終わる頃、早春の足音が聞こえる季節に、爽やかな作品と一緒に札幌からいつも訪れる民野宏之さんです。
今年は身体の調子を取り戻す為、少し長く入院されておりました。本年の作品展では1日一枚ずつ病院で描かれた作品を展示させて頂きました。
民野さんは札幌からいらっしゃれなかったけれど、皆様の応援が大変励みになっていて、現在リハビリに励んでおられます。
次回の個展で、お元気な民野さんとお会いできます事を楽しみにしております。

tamino hiroyuki

1956年生まれ。92年、スペースユイでの個展を機に、フリーで活動を始める。 以後、同ギャラリーで毎年作品を発表する他、札幌、東京、大阪を中心に個展を開 く。 主な仕事は書籍の装画、PR誌のカバーイラストレーション、挿絵等。

Q.作品を通して、人々にどの様なメッセージを伝えたいですか?
A.
肩の力が少し抜けたような感じになってもらえたら嬉しいです。

Q.作品のアイデアは、どんな時にどの様に生れますか?
A.
日常的に、いつ何処でも。

Q.好きな画家、イラストレーターは誰ですか?良ければその理由も。
A.
最近はマティスが好きです。

Q.どんな小説を読まれますか?また、好きな小説家はいますか?良ければその理由も。
A.
カズオイシグロ。今まで感じたことのない、不思議な「感情」を味わうことが出来ます。

Q.好きな音楽、ミュージシャンなどについてお話し下さい。良ければその理由も。
A.
JAZZが好きです。最近気に入っているのは、ジョシュア・レッドマンとブライアン・ブレイド♪

Q.印象的な映画、好きな俳優などについてお話し下さい。良ければその理由も。
A.
この一年間で観た中では、サミュエル・ベンシェトリが監督した「アスファルト」が面白かった!他にはアキ・カウリスマキ監督の「愛しのタチアナ」、「浮き雲」、「過去のない男」などなど。

Q.あなたの作品の表現方法や画材、モチーフやモデルへのこだわりについて教えて下さい。
A.
経済的に許される限り、出来るだけ質の良い絵の具、良い筆、良いキャンバスを使う。

Q.ご自分の作品と世界(社会)との繋がりについて、こだわりはありますか?
A.
自分が好きな相手とだけ繋がりたい。

Q.好きな食べ物や料理についてお話しされたいことがあればお話し下さい。
A.
ラーメン。幼い頃、中国人になりたかった。(中国人は毎日ラーメンを食べると思っていた)

Q.リフレッシュ(=気分転換)をするためのオリジナルな方法はありますか?
A.
焚き火

Q.会いたい人は? 身近な人でも、著名人でも、歴史上の人でも誰でも。良ければその理由も。
A.
木村さん、かほるさん、知江ちゃん

Q.行動を起こす時、自分の直感を第一に考えますか?その時人々の視線の影響はありますか?
A
.直感のみ!

Q.生まれ変わったら就きたい職業は?
A.
やっぱり「絵描き」。今の続きをやりたい。

Q.最近一番嬉しかったでき事は何でしょうか?
A.
去年、病気をしたとき、皆さんがたくさん応援してくれたこと。

関連記事一覧