星野哲朗「L’HOTEL」
見事な技量で見応えのある星野哲朗さんの作品展です。
日々の全ての時間を絵を描くことに費やす星野さんの作品は、
芳醇なワインの様に人の目を豊かに楽しませて下さいます!
Hoshino Tetsuro<プロフィール>
千代田デザイナー学院卒業。広告制作会社数社に勤務の後、フリーランス。広告全般、TV-CM、イベントフィルム、カレンダー、書籍・雑誌の表紙、教科書表紙、映画・舞台美術など。
Q. 作品のアイデアは、どんな時にどの様に生れますか?
A. 制作中、終盤に差し掛かる頃まだテンションが高いうちに次のアイデアがポッコとでる。いつも頭の中に3つほどアイデアや方向性がある。
Q. 好きな画家、イラストレーターは誰ですか?良ければその理由
A. ミルトン・グレイサー、ポール・デイヴィス。この二人は高校2年の時「プッシュピン・スタジオ展」を観てテクニック・アイデアに圧倒され、イラストレーターになる決意をした。マイケル・イングリシュ。スーパーリアルでありながらポップ。チャールズ・E・ホワイト三世。ポップなエアブラシ。ウィルソン・マックリーン。オリジナルのテクニック。制作集団ヒプノシス。アイデアが素晴らしい。クラウス・モリッツ。ヨーロッパの郷愁を描く版画家。
Q. 好きな音楽、ミュージシャンなどについてお話し下さい。良ければその理由も。
A. コンテンポラリージャズ。エリック・ゲイル。ジョー・サンプル。チック・コリアなど。ジャズ音楽はインプロビゼーションで成り立っているところ。16歳でハマった。
Q. 印象的な映画、好きな俳優などについてお話し下さい。良ければその理由も。
A. ウッディ・アレン インテリア。ジャン・ギャバン 霧の波止場。ビリー・ワイルダー一連のハリウッドもの。スティーブン・スピルバーグ。
Q. あなたの作品の表現方法や画材、モチーフやモデルへのこだわりについて教えて下さい。
A. リキテックス。50年使っていてまだ表現の発見がある。技法名は「古典絵画ドラフティングハードエッジドライブラシ」技法となります。
Q. 作品の創作に繋がる印象的な夢を見たことはありますか?
A. 明け方夢の中にアイデアが出て来てすぐスケッチをし、そのままMacに向かったことがある。夢はもちろんフルカラーです。
Q. 特に好きな国や都市、風景や場所はありますか?良ければその理由も。
A. 南フランス・プロヴァンス地方。質実で自然を愛し、人間が街、生活の中心にいる。
Q. 好きな食べ物や料理についてお話しされたいことがあればお話し下さい。
A. プロヴァンス料理、トスカーナ料理。バターを使わずオリーヴオイルがいい。素材を生かすところが日本食と共通していると思う。もちろん和食。ワインをがぶ飲みする。
Q. リフレッシュ(=気分転換)をするためのオリジナルな方法はありますか?
A. 温泉まで歩いていく。もちろんアフタービール!
Q. 生まれ変わったら就きたい職業は?
A. ジャズミュージシャン