中村幸子・中村桃子「うつくしいひと」

中村幸子・中村桃子「うつくしいひと」、大好評のうちに終了いたしました。
いつも私たちを不思議な世界に誘うお二人の、魅力的な作品展でした。
そんなお二人に創作の秘密を伺ってみました。

まず、中村幸子さんのお答えをお伝えいたします。

Q:作品を通して、人々にどのようなメッセージを伝えたいですか?
この世界は不思議な面白いことがある事。
小さな事も大きな事に繋がっている。

Q:ぱっと閃くインスピレーションは、どんな時に生れますか?
新しい事というよりは子供の頃の気持ちを大切にしていて、自分の中からどんなものが出てくるのかワクワクしている時に自然に生まれてくる。

Q:好きな画家、イラストレーターは誰ですか?良ければその理由も。
rudy cremonini
tanya ling
klara kristalova
森山大道
合田佐和子

Q:あなたの作品の表現方法や画材、モチーフやモデルへのこだわりについて教えて下さい。
眠る前のベッドの中でリラックスしている時にスケッチブックにいたずら描きをしたりしていて、カラーの絵はその中から時々チョイスして描いたり、またモノクロの絵はボールペンや鉛筆で何も考えずに紙の中に見えてくる影を追って描いています。そうするとどんどん紙の中に何かが出てきてそれが消えないうちに目を凝らしてなぞっています。

Q:ご自分が一番大切にしていることを何でも!
リアルな絵とは程遠いのですが、リアリティでありたいと考えています。心を動かすことってリアリティでしょ?

Q:生まれ変わったら就きたい職業は?
画家

続きまして、中村桃子さんのお答えをお伝えいたします。

Q. ぱっと閃くインスピレーションは、どんな時に生れますか?
A.
普段飲んでて誰かが言った気になった単語や、ふと聞いた響きのいい言葉を携帯に書き留めていて、絵を描く前にそのメモを見返します。
そこから自分の今の気分を言語化して、絵を描いています。

Q. 好きな画家、イラストレーターは誰ですか?良ければその理由も。
A.
好きな尊敬している画家は、母・中村幸子です。母の考えや言葉は、飛んでいるけど的確で、私に勇気をくれます。

Q. どんな小説を読まれますか?また、好きな小説家はいますか?良ければその理由も。
A.
小説は読むのが遅すぎるのでほぼ読めないですが、エッセイや詩をたまに読みます。
ずっと大好きな本は、早川義夫さんの「たましいの場所」です。心が落ち着きます。

Q.あなたの作品の表現方法や画材、モチーフやモデルへのこだわりについて教えて下さい。
A.
アクリルガッシュでキャンバスや紙に描いています。好きなフォルムや色を求めて描いています。

Q. ご自分の作品と世界(社会)との繋がりについて、こだわりはありますか?
A.
自然に繋がったり繋がらなかったりしてたいです。人とも筆とも、世界とも。

Q. ご自分が一番大切にしていることを何でも!
A.
日々起こることをすべてプレイだと思って嬉しいことも悩むこともおもしろく感じていたいです。大切な人たちと毎日を気持ちよく生きていきたいです。

Q. 作品の創作に繋がっている印象的な出来事や思い出がありましたらお話し下さい。
A.
毎日❤️

Q. リフレッシュ(=気分転換)をするためのオリジナルな方法はありますか?
A.
大好きな人たちとお酒を飲むたくさん遊ぶ

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