森学 個展「IRO to KATACHI」
森学さんの個展空間は、爽やかな快い空気感に包まれる感覚を覚えました。まるで色彩とフォルムがリズムを奏でる様に、様々に微妙に異なるブルーがお互いに囁く様に、響き合っていました。
また触覚的なアプローチも工夫が施され、フラットな面の構成、紙をカットして構成した作品やざらっとした質感の絵具のタッチなどがテクスチュアの力を以って、鑑賞する人々と素敵にコミュニケーションが持たれていたと感じております。
1967年神奈川県生まれ。
1991年多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業。
百貨店広告制作部グラフィックデザイナー・アートディレクターを経て2010年よりフリー。
広告・雑誌・書籍を中心にファッションブランド、百貨店やショッピングモールのポスターやウィンドウグラフィック、
装飾、パッケージ、プロダクトのイラストレーションなど手がける。
Q.作品のアイデアは、どんな時にどの様に生れますか？
A.散歩やランニング、一人でふらふらしているとき。また作りながらいろいろなイメージが繋がって新たなアイデア新たなアイデア（イメージ）になっていくことが多いです。
Q.好きな画家、イラストレーターは誰ですか？良ければその理由も。
A.Richard Tuttle、Ellsworth Kelly、Cy Twombly、Henrri Matisse、Paul Klee 、Claude Monet 、Paul Cezanne、Joan Miro、Pierre Bonnard、Wolfgang Laib、Richard Serra、Alexander Calder、Eduardo chillida、Albert Giacometti、Constantin Brancusi、Isamu Noguchi、Giorgio Morandi、Mark Rothko、Joan Mitchell、Richard Diebenkorn、Rachel Whiteread、Roni Horn、Elena Tutatchikowa、Awoiska van molen、Paulo monteiro、Ruth van Beek、Sam Prekop(drawing/artwork)、Terri Weifenbach、Anne Schwalbe、Wakabayashi Isamu、Otake Shinro、Naito Rei、Sugito Hiroshi、Tachibana Fumio、Matsumoto Chikara
Q.好きな音楽、ミュージシャンなどについてお話し下さい。良ければその理由も。
A.たくさんありすぎて書けません 昨日はThe Vernon Spring 『A Plane Over Wools』を聴いていました。
Q.あなたの作品の表現方法や画材、モチーフやモデルへのこだわりについて教えて下さい。
A.描くことと描かないこと、作ることと作らないこと、すでにあるもの、偶然の形や素材を大切にしています。色と形。
Q.特に好きな国や都市、風景や場所はありますか？良ければその理由も。
A.海、水のあるところ
