宮本崇輝ガラス展「Feel the nature」
今年も暑い夏!透明なガラス作品の映える夏です。アイデアの元は、いつも自然から・・・という宮本さんの作品は、空や海、大地の美しさを切り取ったかに見えるスケールの大きさがあります。灼熱の工房の中で制作される清涼感あふれるガラス作品をぜひご覧下さい。

takaki miyamoto < プロフィール >
1985 東京都生まれ
2010 多摩美術大学工芸学科 ガラス専攻 卒業
2010ー11 高橋禎彦グラススタジオ アシスタント
2011ー15 あづみ野ガラス工房
2016 Tobias Mohl & Trine Drivsholm Glas アシスタント
2017 デンマーク王立美術院 アーティスト・イン・レジデンス
2018ー21 富山ガラス造形研究所 助手
2021ー 富山ガラス工房 勤務
Q. 作品を通して、人々にどの様なメッセージを伝えたいですか?
A. ポジティブな意味でドキっ!とさせたいです。また皆さんの生活に潤いを与えられる様な作品を作りたいです。
旅行中はもちろん、日常生活の中でもふとした瞬間に感性に響く出来事や出会いがあると思います。それを作品で感じて頂ければ嬉しいです。
Q. インスピレーションは、どんな時に生れますか?
A. 散歩している時。釣りをしている時。自分とは違うジャンルの作品を観ている時。ガラスを制作している時。
Q. 好きな画家、イラストレーターは誰ですか?良ければその理由も。
A. 大岩オスカール
光の描写と色使いが素晴らしいです。
Q. どんな小説を読まれますか?また、好きな小説家はいますか?良ければその理由も。
A. 高橋克彦
龍の棺など歴史と絡んだフィクションだが限りなくノンフィクションに近い話には夢があります。
Q. 好きな音楽、ミュージシャンなどについてお話し下さい。良ければその理由も。
A. DJ Okawari 音の作りが綺麗です。夜研磨作業する時に最適です。
Q. 印象的な映画、好きな俳優などについてお話し下さい。良ければその理由も。
A. この映画は画面のトリミングの仕方やグレートーンの色味、あえて曇りの日に撮影している所など繊細で透明感があり好きです。
Q. あなたの作品の表現方法や画材、モチーフやモデルへのこだわりについて教えて下さい。
A. ゴールを決めてプロセスを組み上げる欧米的なアプローチと素材に任せてプロセスの中からゴール探る日本的なアプローチの良い塩梅を探り制作しています。つまり、必然性と偶然性のバランスが大事です。
Q. ご自分の作品と世界(社会)との繋がりについて、こだわりはありますか?
A. 社会への大きなメッセージはありませんが、金銭的な意味ではなく、人々の日常が潤い小さな幸せだったとしも感じられるようになれば世界は優しさに少しでも包まれる様に思います。少しでもその手助けが作品を発表する事で出来れば嬉しく思います。
Q. ご自分が一番大切にしていることを何でも!
A. 家族です!あと、心と体が一体となって進める事が大事です。
Q. 作品の創作に繋がっている印象的な出来事や思い出がありましたらお話し下さい。
A. デンマーク滞在。
富山ガラス造形研究所でブライアン・コア先生とボイド・スギキ先生の助手をしたこと。
Q. 特に好きな国や都市、風景や場所はありますか?良ければその理由も。
A. デンマークのエーベルトフト、ボーンホルム島
柔らかい稜線と真っ直ぐ伸びた水平線が美しいです。
Q. 好きな食べ物や料理についてお話しされたいことがあればお話し下さい。
A. 妻の作るシソ入り長芋の肉巻きは最高!
Q. リフレッシュ(=気分転換)をするためのオリジナルな方法はありますか?
A. 子供と遊ぶ。家族で出かける。
Q. 会いたい人は? 身近な人でも、著名人でも、歴史上の人でも誰でも。良ければその理由も。
A. リオネル・メッシ
Q. 謎の不思議体験がございましたらぜひお話し下さい。
A. なぜか職質にたくさんあいます。
Q. 行動を起こす時に、自分の直感を第一に考えますか?その時人々の視線の影響は何%くらいありますか?
A. 本当に大きな決断をする時、最後に背中を押してくれるのは直感だと思います。その時の他人の視線はまったく気にしません。
Q. 生まれ変わったら就きたい職業は?
A. イングランドのプレミアリーグで点を決めることが出来るサッカー選手

