小山春子 刺繍作品展「Neighbors」

今回で5回目となる小山春子さんの個展、大好評でした!
色彩を抑えたモノトーン感覚の作品が主体だったにも関わらず、ギャラリーのガラス越しに、外の歩道から興味を持たれてギャラリーに入って来られるお客様もたいへん多く、作品から伝わる引力の強さがうかがわれました。布や糸、そして画面やバックの素材や額に至る迄、視覚作品分野に加え触覚的テクスチュアの持つ心地良さを感じさせる作品は、現代的なセンスに支えられたオリジナリティー溢れるものです。
小山春子さんは、伝統的な手法である刺繍という技術を用いながらも、画面に瑞々しい息吹を吹き込んで、同時代的感覚の作品表現に見事に成功していると感じます。

神奈川県出身 東京都在住
多摩美術大学 インテリアデザイン専修卒
2017年よりスペース ユイにて刺繍作品の発表を開始。

Instagram
https://www.instagram.com/halcoyama/

Q. 作品のアイデアは、どんな時にどの様に生れますか?
A.
落書きのようなスケッチをしている時が多いかもしれません。
感動した時や、逆に何もない時の水鏡のような心持ちが抽象的なイメージとなる時もあり、スケッチなしで布を切ってつくり始めることもあります。

Q. 印象的な映画、好きな俳優などについてお話し下さい。良ければその理由も。
A.
最近では「グランドブダペストホテル」です。
宝物の絵本を大事に眺めるような気持ちになりました。
どのシーンも美しく、「美しいもの」を守ろうとする姿勢などにも心を打たれます。
まだ見ておらず楽しみにしている映画は「ジョンウィック4」です

Q. 特に好きな国や都市、風景や場所はありますか?良ければその理由も。
A.
ほとんど海外へ行ったことがないので、多くの国に憧れがあるのですが、強いて選ぶならロンドン。V&A museumに行きたいからです。

Q. 好きな食べ物や料理についてお話しされたいことがあればお話し下さい。
A.
納豆はあまりかき混ぜない方が美味しいと信じてます。

Q. 生まれ変わったら就きたい職業は?
A.
FBI捜査官か手織の職人

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