そで山かほ子 個展「WELL DONE」がんばって生きてきたすべての人へ。
そで山かほ子さんの、明るくハッピーに彩られた作品群は、訪れた方々皆様が思わず笑顔になってしまいます!プライウッドを電動ノコギリで削り、絵の具をたっぷりと使ったテクスチュアで表現された作品からは、オリジナルな感性と共に暖かく豊かなエネルギーが伝わって参ります。
楽しさとおしゃれな感性の陰で、技術的にもたいへんな労力を要する作品制作には心から敬意を表します!
そで山かほ子 <プロフィール>
イラストレーター
東京都在住。安西水丸塾受講。
チョコレートが溶けたみたいにアクリル絵の具をたっぷり塗った作品や独特のタッチの線画が特徴。
広告・雑誌・書籍などのイラストレーションを中心に幅広く活躍中。
近年、プライウッドのカットワークのプロダクトも手がけている。
Q.作品を通して、人々にどの様なメッセージを伝えたいですか?
A.作品を観て笑顔に元気になってもえたらと思って制作しています。
Q.好きな演劇、興味のある舞台芸術がありましたらお話し下さい。良ければその理由も。
A.カンパニーデラシネラ。演出家の小野寺さんの演出にいつも心掴まれます。空間演出はもちろんなのですが、時間のスピードと現実にある平衡が歪む時があって、日常では感じられない感覚をいつも経験させていただいています。
Q.あなたの作品の表現方法や画材、モチーフやモデルへのこだわりについて教えて下さい。
A.たっぷり絵の具を塗る描き方は自分がとても気持ちが良いので続いています。自分が好きなモチーフを選ぶことは作品から伝わると思っているのでとても大切にしています。実際に行った場所、見た物、触って感じたものを描いた作品と、そうではない作品は説得力が違う気がしてしまうので、いろいろと観ることは大切と思っています。
Q.ご自分が一番大切にしていることを何でも!
A.自分が絶対的に好きな色があって、必ず絵の具は2色以上混ぜて色を作ります。多い時は10色以上混ぜる時もあります。
Q.特に好きな国や都市、風景や場所はありますか?良ければその理由も。
A.アメリカのアリゾナとニューメキシコの乾いた土地の広い景色。
Q.リフレッシュ(=気分転換)をするためのオリジナルな方法はありますか?
A.お寺のお香を焚く。
お気に入りは東寺の白檀のお香、不忍池の弁財天のお香、大山寺のお不動さんお香です。
Q.会いたい人は? 身近な人でも、著名人でも、歴史上の人でも誰でも。良ければその理由も。
A.水丸先生。もう一度お話しがしたいです。
Q.行動を起こす時、自分の直感を第一に考えますか?その時人々の視線の影響はありますか?
A.あと先考えず直感で行動します。しばらく進んでからいろいろと気になって反省すること多しです。
Q.生まれ変わったら就きたい職業は?
A.料理人、お菓子屋さん、お花屋さん。
わたしにしあわせをくれる職業の方たちばかりなので尊敬しています。