沢野弓子 個展「ポップノスタルジー」

今年の沢野さんの個展のタイトルは「ポップノスタルジー」。作品には昭和の時代のノスタルジックな思い出が詰められていて・・・。子供の浴衣の生地を用いて制作した布などのコラージュには、懐かしさとポップな感覚が同居して楽しさいっぱいです!沢野さんがこれ迄に収集された、貴重な世界各地の布地をふんだんに用いたアーティス...

金沢和寛 個展「犬の練習」

昨年の5月には、金沢さんは「猫の練習」というタイトルで大勢の猫を制作されました。猫が好きな方もそれ程では無い方にも人気の展覧会でした。オンラインショップで購入された方の中には、作品のあまりの小さなサイズに驚かれた方もいらっしゃいました。金沢さんの作品世界観では、小さなサイズに込めたエネルギーといったものに重...

丸山一葉さんへのインタビュー「思わずパラレル」

当ギャラリーでは、初めての個展となる丸山一葉さんの作品展です。ひとつひとつの作品が奏でる不思議ワールドが、イマジネーションを誘う味わい深さ満載に展開される空間になりました。楽しく物語のあるペインティング作品も、ラインでシンプルに描かれた作品もそれぞれにタフな力量が感じられて、これからどこに連れて行かれるのだ...

藤本巧 個展「魚の眠る箱」

東京工芸大の卒業間際の時から、スタッフとして一緒に働いて頂くようになってから早5年が経ちます。最初から作品制作にとても励んでいる作家的な精神に溢れている藤本さんですが、個展も回を重ねる毎に力を増して参りました。近年は和のテイストの器をテーマに描かれておりますが、小さな器というキャンバスに描かれる森羅万象の世...

河井いづみ 個展「粒子のロマンティカ」

リトグラフと鉛筆画での表現を続けられ、好評を博して来た河井いづみさんですが、版画工房主催の石橋泰敏氏が急逝された事により、河井さんは一旦リトグラフ版画の制作を休止される事になりました。河井さんのリトグラフの新作発表は今回が最後となりますが、ギャラリーでは、この版画制作の分野をとても貴重に感じておりました。石...

宮本崇輝 ガラス展「いろ、イロ」

宮本崇輝さんがぶらっとギャラリーを訪ねられてから、早いもので11年が経ちました。真剣な面持ちの宮本さんの佇まいをつい先日のように思い起こします。ガラス作品の制作という大変な作業を軽々とこなしていらっしゃる宮本さんは、最初の印象と少し異なり、自然体で明るい性格の方でした。海外、また富山での工房での経験を、ポジ...