
「逆転・七福神展」(スペースユイ44周年企画展)インタビュー
2025年最初の展覧会は「逆転・七福神!」、新たな年の招福を願う目出度さいっぱいの展覧会でした。七名の作家がそれぞれに担当した神々は、各々の特徴があるものの重なる個性もあったりして、意外とむずかしいテーマでしたが、皆さん良く研究されて楽しく実りある展示となりました。そして今回、七名の神々にひとつの質問を試み...
2025年最初の展覧会は「逆転・七福神!」、新たな年の招福を願う目出度さいっぱいの展覧会でした。七名の作家がそれぞれに担当した神々は、各々の特徴があるものの重なる個性もあったりして、意外とむずかしいテーマでしたが、皆さん良く研究されて楽しく実りある展示となりました。そして今回、七名の神々にひとつの質問を試み...
冬の風物詩のように楽しく待たれる三人展、本年は「森のクリニック」という不思議なタイトルでの開催です。田村セツコさん、北見隆さんは、普通にドクター用の白衣ををお持ちで驚かされ、千佳さんのナースキャップ姿もとてもお似合い!本物の医療者さんのように見えます。二次元や三次元の美術のパワーでも病が癒えることもあります...
20年ぶりとなる川上和生さんの個展「グスベリの街」、静謐な存在感にあふれる作品展でした。川上さんの生まれた北海道の雪原の風景は、広大な空気感や清々しさといった思いを呼び起こされ、圧倒される思いです。川上さんは、ギャラリーの発足と時期を違わずしてデビューされましたが、既にその頃から何故かノスタルジックな感慨を...
安定感のあるシーノ・タカヒデさんの作品展です。以前は、アフリカへ毎年同じ時期に旅をしていたシーノさん、経験と生来の気性が相俟って意識の流れ方がプリミティブ感覚いっぱいの野生児です!サハラで見たUFO体験やアフリカのネイティブな人達との日常の交流を伺うとタイムスリップした感覚を覚えてしまいます。そんなシーノさ...
自由で軽やかなシロウさんの世界観、今回は魅力的なペインティング作品も加わって更に見応えがアップされました。確かなものを見つけ、捕まえようとするとスルッと逃げてしまう!そんな何者かを追ってシロウさんの冒険は続きます。たしか、谷口シロウさんの前世は中世ギリシャの盲目の画家だったと伺いましたが、想像力を刺激される...
どんなアーティストでも、この世的な三次元の感性だけで描いているよりも、遙かを目指した眼差しの込められた作品を面白いと思っていましたが、meegさんの作品にも何かもどかしいような羽ばたいているような不思議な次元的な引力を感じます。力強くまっすぐなmeegさんから、meegさんの作品から目が離せません! めーぐ...
スペースユイでは、二度目の個展となる保科彩さんの作品展でした。先回の個展では、画面の中の断片的なシーンが何か隠された物語のイマジネーションを誘うかに思える作品でしたが、今回はガラッと変わり、対象をシンプルに自然体で捉えようとする保科さんの視線を感じました。まっすぐに正面から表現するという事は実は一番大変な事...
沖縄の離島、小浜島のはんまけいこさんの展示が、久しぶりに開催されました。大らかな自然の気配に溢れた作品は、画廊を訪れた方々に美味しい酸素を補給されるかのようです。はんまさんの小浜島での日々の暮らしの中、月光の中での散歩風景など、現実とは思えないような環境の中で生まれる貴重な作品をぜひご覧下さい。 はんまけい...
北沢夕芸個展「art of loving」、平面作品と立体作品の世界観が融合した見応えのある空間となりました。ひとつの作品から次の作品へと連なるイマジネーションを誘う謎めいた感覚は、北沢さんの独壇場です! 北沢夕芸 長野県諏訪市出身。 雑誌ブルータスでイラストレーターとしてデビュー。 主にエディトリアルを中...
今年の沢野さんの個展のタイトルは「ポップノスタルジー」。作品には昭和の時代のノスタルジックな思い出が詰められていて・・・。子供の浴衣の生地を用いて制作した布などのコラージュには、懐かしさとポップな感覚が同居して楽しさいっぱいです!沢野さんがこれ迄に収集された、貴重な世界各地の布地をふんだんに用いたアーティス...